2-15話
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神になった時には何があるのかも知らずにな。だから、人は知りたがるニュータイプの真実をな。望んでなるものでもなければなるような物でもないさ。」
なんで、ニュータイプになりたいんだ?情緒不安定宣言みたいなものだろ。頭カミーユ並ですと言ってるようなさ。強化人間のほうがニュータイプ適性が高いやつより安定しているんだよな。
「なら、神とは?」
知らないが、変なことを言うとバナージスイッチとハサウェイスイッチにリディスイッチがあるからな。なんだよ地雷原かよ。ブライトはよくこんな地雷原で‥‥まぁ、ZZのときにストレスで倒れていたな。
「内に宿る神を精神という。つまり、考えることができるのは我々に神が宿っているからだ。なら、今更、神になろうとする人間は浅ましいと言わずになんと言える?ニュータイプは幻想だよ。幻想の果てにあるのは常に絶望だ。夢を見るのは自由だが夢を強要するのは滑稽だよ。エゴだよそれは。」
なんで周りの雰囲気に敏感になりながら話さないといけないんだよ。俺だけエクストラハードだよ。ニュータイプだから、怖いんだよ。お前らキレやすいでしょ。だから怖いんだよ。マジで。
「じゃあ、人間だけに神があるんですか?」
知らないよ。サイコ・フィールド起こせるんだからなんとかしろよ。神は知らん。
「神は知らないが創造者ならわかる。きっとこの世界の創造者はエネルギーのある思い悩みやすい男だよ。きっとな。」
多分な、木星にいるかも知れない。神と言ってもあうあう言うだけの存在なら邪魔だと思うが。
「創造者‥。」
バナージが少し考えるような目つきをする。バナージはわかりやすいがリディとハサウェイは分かりづらいから困る。天然の強化人間みたいなものだからな二人共、天然の強化人間と人工のニュータイプどちらも違うものだからな。
「私を無視するな!」
うるさいよプルシリーズ、もうひとりの方は大人しく本を読んでるだろ。読んでる本はジオン残党と地球連邦軍〜こうして地球連邦軍は予算を確保した。〜著者、G.ジョンソン。紅茶じゃねーか!呪われてそうなものを読むなよ。まだ、ラプラス憲章の方が怪文書度低そう。宇宙世紀は怪文書が多いからな。
高度な文明が精神世界の停滞をもたらしたというものだろう。多分。マトモじゃないからな。たまにまともな人もいるけどすぐに死ぬから。
「いや、座ってていいぞ。そんなに大事じゃないからな。寝てていいからな。」
ほっとこう。キャンキャン騒ぐなよ。まぁ、暴れもしないから大した害でもないが。
「バナージ、彼女らにニュータイプを感じるか?」
聞いてみる。強化人間でニュータイプで遺伝子から強化されていて、身体能力が高いニュータイプの女性が元だからな。
「ニュータイプかはわかりませんが、マリーダさんの
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