2-14話
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は勝つぞ。次善策でハサウェイも用意しておこう。すべてを計算に入れないとガバ計画になる。ガバ計画のウェスカーやガバチャートのクロウリーよりもそこら辺は俺のほうが賢い。ガバってもいいように次案を作っておく。これこそがガバらない条件だ。
「‥‥戦いは二手三手先を読んでやるものさ。急ぐ必要はない。恙なくな。」
口から漏れ出ていたのを気付いて言い直す。バナージの目が怖いわ。フル・フロンタルじゃないから俺は。
「バナージくん。準備をしろ。そろそろアイツらが戦争を始めるはずだ。場所は宇宙のはずだ。」
勢いで誤魔化しきれたが‥‥。
「なぜ、こうなる!」
ハワイ近海である。サイド7を接収し、宇宙を根拠地と変えた紅茶野郎が放棄したハワイを接収する為にやって来たのだが、海の中から巨大なビームが出てきた。
「くっ‥‥ヘリオス・マリナー!?それに‥‥RFズゴックに水中型ガンダム!?骨董品だろそれは!」
水中戦力によるゲリラ戦展開か!
「えぇい!やってくれるな!紅茶の国が海を使って拡大したのがわかる。」
こっちはSFS代わりにEx-sガンダムに乗るグスタフ・カールなんだぞ。スターク・ジェガン風にミサイルとか増加ブースターを付けてはいるが。
「だが、海には海の制し方がある!」
水中にラックに付けた巨大なミサイルを撃ち込み、水中で爆発させる。その連続だ。別に直撃させなくても中のパイロットが揺さぶられて気を失うはずだ。飽和爆撃による水しぶきとたまにビーム兵器で海水が蒸発し塩が作られるのがわかる。よく見えすぎる。
「余計なものが見え過ぎだぞ!だからこうもなる!巫山戯るなよ俺。」
右左とハワイの陸上から飛ぶ、“巨大な花火”を避ける。
「逃げ回れば当たりはしない。当たらなければどうということはないさ。」
雰囲気で察する。本命は後ろに飛ぶ。
「邪気が来た!何だこの光は!」
大気圏外から降り注ぐ質量的な光。針のようなものが見えた気がした。
「まさか‥‥レールガンか!?」
ダインスレイヴのようなものか?なぜそんなものが‥‥いや、待て。今なにか引っかかりがあった。そうだ。
俺はあのジャックがいた基地にノートを隠してきた。俺のガンダム知識を保管したものを。宇宙世紀以外の事しか書いてないから忘れていた!あれをジャックが手に入れていたなら紅茶野郎と共有していてもおかしくはない!それをアナハイムが手に入れてしまったら‥‥。
世界は血に染まるだろう。待て、ならヴェーダとかもアイツら知っているのか?ゼロシステムとか作らないよな?HADESを下地にすれば作れないこともなさそうだが。
戦争どころの話ではない!マイクロウェーブによるビーム兵器なんか作られた日には‥‥フラッシュシステムとMDシス
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