2-13話
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が、この人事を発表するに当たり、地球連邦市民に対して信任を問いたいと思います。参政権は木星から地球までの人類すべてです。インターネット投票も認めましょう。」
そして、ここでイオリアとトレーズとフリットを足して、ワイアットを掛けて、中和をする為にマクギリスで割ってから頑固さを出す為にウズミを入れる。
「過去、人類は過去に囚われ、地縁に囚われ、人脈に囚われて地球は戦争を繰り返した。現在は地球に囚われて、コロニーに囚われ、木星や火星に囚われ、ニュータイプに囚われた。では、未来はどうなるだろうか?このままでは人類が人類に囚われて、最終核戦争とコロニー落としを行い、汚染された地球で食糧難に喘ぎ、人々が生き残るために共食いをしかねない。人も一皮剥けば獣である。しかし、一皮剥かなければ人は獣ではない。皮一枚の差なのだ。」
聴衆は聞いている。お前らが争いすぎると月光蝶がやってくるんだぞ。フェネクスみたいだな。フェネクスは∀ガンダムだった?デビルガンダムみたいなもんだけど。フルサイコフレームが外宇宙の何らかの影響を受けて∀になった?イデと外宇宙の影響でなるとか有り得そうだが。破壊と創造をするからシヴァ神みたいなものだな。インド神話かな?
「その皮を守ることこそが人類が人類として歩む条件であるが、人の歴史は歩み続けるなどとは人類の誇大化した妄想に過ぎない。勝者は歴史を書き換える。歴史はそれを繰り返してきた。なら、人類が負けたのなら歴史はフォーマット、初期化されるだろう。そして1からまた歴史を積み上げる。賽の河原だ。そうなってはいけない。」
両手を掲げ、空を仰ぎ見る。市民たちがこちらを見ているがなんで俺ばっかりに頼るんだよ。もっとブライトとかを頼れよ。俺が何をした?ジェガンに乗ってただけだぞ?誰だって逃げたいことぐらいあるがシャアやアムロがなんとかしてくれるみたいな考え方は捨てろよ。
「だからこそ、手を取り合い、エレガントな生き方が必要なのだ。他者を必要とするという人類のあり方を認め、しかし、強調をする気もないが、他者を容易に虐げられるものは獣だ。獣にも獣の作法があるが作法すら分からないものがいる。それらと戦う時は殲滅戦になるだろう。だが、忘れてはならない。人は人であって、所詮人の範疇を越えられない。コールドスリープで数千年生きようが老化はやってくる。不滅や永久のものはないが、不断の努力により民主主義は終わらない。だからこそ、今、選挙なのだ。理性という意志の力を見せるときが来たのだ!宇宙を含め、人類ならば全てに選挙権がある。皆、投票に集え!私からはこれだけだ。」
質問をしたそうな記者を他所に俺は去る。人気を落とすのが目的だからな。記者の静止の声を無視する。ビルから飛び降りたことがないやつが言えた義理か。そんなことするやつなんてヒイロしか知らな
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