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偽マフティーとなってしまった。
2-12話
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マフティーなんですね。ですから、マフティーがマフティーじゃないのならマフティーはマフティーとして成立しているんじゃないでしょうか?もし、マフティーはマフティーであると言えますか?その時マフティーを見ている私は何歳なんでしょうね?』
 頭おかしくなるわ。会場が静まってるだろ。何を言ってるかは知らないがカメラの方を向きながら、空を遠い目で見るのやめろ。バグ発生してるんじゃないのか?

 違うチャンネルを入れると紅茶野郎が、ニホン議会を叩いていた。
『あんなのがニホン議会で選ばれた議員であるのは絶望を乗り越え、むしろ希望すら見えてくる。あんなのでも議員になれるのだから首相の絶望は想像にあまりある。ところで、現在の私が飲んでいる紅茶はウバであり、これは旧暦にまで遡ることができる。従って、歴史の重みは偉大であり歴史がない勢力には未来がない。歴史とは裏付けなのだ。』
 うだうだと紅茶が舌に染み込んで脳にこびりついたような嫌味で気障なモノの言い回し方にイライラしながら聞いていた。

 別のチャンネルではデラーズが出ている。もはや、バーチャルライバーと化したデラーズが何やら言っている。

『人の歴史は存続可能と決めたのは誰なのか。人類である。人類が定めた理屈で物事が決まるのは傲慢であり、ジョージ・ジョンソンなる正統地球連邦、ソロモンの臨時直系地球連邦、サイド7からなるエゥーゴ・連邦後続政府、新サイド5中立政府、オーストラリア市民連邦(オエンベリ)など、雨後の筍の様であり、地球連邦が継続不可能なのを表している。』
 だからって、ジオン性の違いから分派しまくって、弱小テロサークルしてるお前らが言えたことではないと思うが。

『我々には象徴となる人物がいない。しかし、我々にはある人物がいた。ミネバ・ラオ・ザビは逃げたが彼女は連邦軍を前にしても逃げなかった。ミネバ・ラオ・ザビの影武者である。そして、ギレン総統の血を引き継ぐプルたち。モナハン・バハロの参加。人類共栄圏の設立を願う。地球連邦は何回も人類共栄圏になるチャンスはあった。それ以外に腐敗をし人類を争わせているのは、軟弱な地球に頼る浅ましさにほかならない。地球に頼るのにも関わらず地球を食い尽くし蚕食する有様は人類の悲惨さの象徴である。』
 いや、ジオンも仲間割れしてるだろ。テロ性の違いとかティターンズ残党やエゥーゴ残党を雇ったり、搾取されてるとか言いながらネオ・ジオングを組み立てたりとか割と余裕ある暮らしをしてるだろ。本当に搾取されてたらあんなに戦力を保管できるわけ無いだろ。連邦軍はクソだが復興と統治だけならガンダム史上最も有能な団体だぞ。

『我々はある場所に廃棄コロニーとソーラレイのパネルを組み合わせ、スクラップとなった軍艦たちを動力とする太陽光エネルギー拠点を作り上げた。我々が持ちうるすべての
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