2-6話
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スクを取らないとも限らないので、自室に戻り寝る準備をする。ハサウェイは上がり下がりが激しいから怖いんだよな。ジュドーかアムロぐらい安定してほしいわ。
カミーユは論外で、ニュータイプがより強いほうが頭強化人間に近付いていく、カツもニュータイプ能力が高かったのか?
廊下ですれ違うジオン残党達に敬礼をされたり、「ジーク・マフティー。」と言われたり、影で「シャアの再来。」と罵倒されたりしているが、我慢をする。シャア扱いするの止めてくれよ。シャア扱いするならせめて、アムロとかの方がいいわ。アムロ扱いでジークとか言われたら鋼鉄ジーグぽいな。
「ジーク・マフティー!ニュータイプ論についてどう思われますか?」
何だコイツ、絡んできやがって。神経が苛立ってるときに絡んでくるとか、どんなに迷惑か分かっているのか?無視をして歩く。
「ニュータイプについて、お答えください!マフティー・エリン大佐!」
よく喋る!大佐じゃないわ! 「大佐、邪魔です」とか「寂しい青春なんだな」とか「そんな大人!修正してやる」とかニュータイプのなりそこないに「世界が自分を中心にして動くと思うな」や「情けない奴」とか「ララァがお母さん?」とか言われたことないわ!八割方、様々な理由で逆襲しだすオールバックと同じ扱いするなよ!ミリアルドの後に逆襲しだすシャアとかも居るんだぞ。
「ニュータイプは幻想だよ。人は人でしかない。言葉も意識も交わさずにニュータイプとして、相手の考えを読み取るなどとは不愉快さが勝つ。わかり合うのには時間が必要だからこそ、人々はパーソナルエリアや旧時代の国家を作った。ニュータイプだとしても相手に敬意を払わずに、敬意だけ払ってもらおうとしたパプテマス・シロッコは、天才を自負したが自滅した。何故なら、奴は敬意を持っていなかったからだ。」
取り敢えず一般論で殴りつけて、逃げようとするが縋ってくる。しつこい!ジェリドか何かか!?
「マフティーはニュータイプではないと言っていましたが、マフティーならば、それを超える敬意を払えるとも?マフティーは貴方個人でしょう?」
知らねぇよ!だからさ、宇宙世紀の人々が勝手にマフティーに意味付けをしたのなら、その責任を取ってマフティーの意味を言えよ!勝手にマフティーの違法建築しておいて「これは何?」とか聞くんじゃないよ!アントニ・ガウディのサグラダファミリアみたいなものだろ。違法建築を合法建築と言い張っても、無いものを「ある」と言われても困るわ!色即是空や万物は流転するってだけだろ。一度も同じではなく、移り変わるマフティーにどう答えろと。
「マフティーは個人ではない。マフティーはマフティーである。マフティーを求めるのは求道者だ。求道者とは古代アジアにおいて、老子という人物がタオを提唱し、無に生まれ、無に帰る
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