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偽マフティーとなってしまった。
24話
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 オジサマ好きな女が今いたら不意打ちを食らっていただろうが、俺はそんな趣味はない。むしろおじさんがデラーズ像を拭いているところ、おじさんがおじさんを拭く行為にぞわりとするタイプだ。

「マフティーは全てを拒まずに内包する甘く優しい存在ならば、行き場のない敗者は‥‥地球連邦政府に排斥された敗者は、マフティーを求める。力がない者もだ。きっとな。」
 いや、そんなマフティー幻想郷説を唱えられても‥‥マフティーって国家なのか?わからないが頷いとく。長いものには巻かれて置こう。否定するに足る証拠もない上にギャプランを直してくれるのもエリオットなんだから、心証は良くしないといけない。だからといって、マフティー幻想郷説ってなんだよ。怖いわ、宇宙世紀。

「だとすれば残酷かもしれないぞ。そんな存在は。マフティーがマフティーとして全てを受け入れるのは。」
 マジで幻想郷と総意の器と願望器がマフティーならマフティーってニュータイプ以上に封印したほうがいいと思うけど。そのヤバ気な3つが合わさる形容詞って焼き払ったほうが良いんじゃないかな?

「残酷な甘く優しい嘘でも人々のキズを数年は癒せるなら、きっとそれは何よりも正しい優しさだよ。ニュータイプとか地球連邦政府よりも人々に癒やしを与えれるならな。」
 アッハイ、目が怖いんですけど。ジオニックの人なのに、ヅダに精神をツィマッド化されてないですか?許してください。

 ミディアの機長室を借りて寝ることにした。精神的な疲労が溜まってるよ。これからレーン・エイムと話し合いもあるし、ハサウェイにマフティー、マフティーと言って落ち着かせるのもあるし、マフティーが幻想郷や願望器ならどんなに良かったことか。総意の器は要らないから宇宙空間で漂っててください。


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