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偽マフティーとなってしまった。
23話
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ってる。理由は「小説やゲームで知りました」なんて言えないからそれっぽい理由を考えるとすぐに思いついた。

「アナハイムから聞いたのさ。アナハイムがアナハイムなのはレム中佐も知ってるだろ?アナハイムだからな。」
 そう言うとエリオットは納得したようだった。アナハイムへの信頼度が高いな。流石は天下のアナハイムだ。俺は好きだよアナハイム。作る機体とバナージとサイコフレームは。

「しかし、アナハイムにもマフティーが繋がっているとは、マフティー‥‥本当にシャア‥。」
 ここで手を出し止める。シャアほどの活躍を求められても困る。シャアやアムロには俺は敵わない。

「シャアではない。アムロでもない。大尉であり、今の私はマフティーであってマフティー以外ではない。すなわちマフティーはマフティーでしかない。私は記号に過ぎないんだ、マフティーというな。」
 適当にマフティー、マフティーと言っておくと相手は黙る。マフティーってなんだよ。最近、マフティーマフティーマフティーマフティーで一文が成立しそうな恐怖を覚える。

「なら、マフティー。無茶はやめていただきたい。蒸発式ビームコートの下のビームコートすら傷が付いていた。このコートが無ければ即死していてもおかしくはない。」
 いや、そんなの言われても仕方がないだろう。じゃあ、Iフィールド付けてくれよ。

「防御機構はついてて嬉しい飾りではない。Iフィールドやチョバムアーマー、フルアーマーシステムは積めないのか?」
 いや本当に防御は固めてほしい。俺は避けるのはそんなに得意じゃないし、身構えてる時には来ない死神の代表格アムロみたいに避けれない。

「マフティー大尉。今、“色々と開発”をしている。時間をくれたら順次開発が進むはずだ。」
 エリオットからそれを聞くと「少し寝る」と言ってコックピットに入り込み寝る事にした。

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