暁 〜小説投稿サイト〜
偽マフティーとなってしまった。
22話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
・カッター20発とガッシャから流用されたハンマー6発を撃ち込み地表空を含めて12機を撃墜ないし大破させた。すかさずいらないパーツをパージする。

「近付かれたか!」
 この弾幕も優秀なパイロットは前に出てきてこっちにビームジャベリンで殴りかかってくる。やるな!

「しかし!」
 ミサイルポッドの代わりにフレキシブルアームがついたポッドがある。ボタンを押すとフレキシブルアームが相手に襲いかかる。

「くっ!投擲か!」 
 圧倒的なフレキシブルアームにジャベリンでガードするしか無かったジェガンではあるがビームサーベルを投擲して来た。

「よく動く!弱気になるな!やってみせろよ!マフティー!なんとかなるはずだ!」
 ジェガンのビームサーベルをヒートブレードで弾くと衝撃が走る。何だ何がどうしたと言うんだ。まだ伏兵がいたのか?

「グレネードだと!」
 前のジェガンはビームサーベルに隠してグレネードを2発こちらに投げていたのだ。相当な手練でMA経験もあるに違いない。

「やるな!ジェガン!」
 こっちが攻撃をする前にSFSから飛び降りてジェガンが降下を始める。どういう事だ?ガルダからすかさずSFSが飛び出し、ジェガンを拾う‥‥あれがおそらくは隊長機だ!

「隊長さえわかってしまえば!」
 しかし、深追いは良くない。視野が狭くなれば落とされる。見えてる限りはジェガン3機とグスタフ・カールが6機。ジェガンしか前に出てこないのはグスタフ・カールのパイロットは新人なんだろう。それか何かを狙っているのか近付くのを待っているのか?シャレにならないなコイツは。

「やるしかないな。」
 討たねば討たれる簡単な道理だな。が、難しい道理だ。ビームライフルのバレルが長い気がする。つまり、コイツらは‥‥。

「油断させて狙撃か!」
 やはり、撃ってきた。わざと射程を伸ばしていることを悟らせずに近付くのを待ってから狙撃を始める。嫌らしいやり方だ。キンバレーには思いつかないだろう。ジャックの影がちらつく。ジャックはデラーズが好きでも必要とあらばデラーズやギレンを貶める行為だって厭わない冷徹な男だ。

「ハリネズミと戦ったことはあるか?」
 ビームを最低限の動きでかわし、ビームをメガ粒子砲で消し飛ばし、メガ粒子砲の光の影で一気に近付き、ボルトを炸裂させ、破壊する。単純故に凶悪な組み合わせだ。

 まだあのジェガンともう1機のジェガンは生きている。
「あの隊長機だろうジェガンは避けたがもう1機は‥‥。」
 味方のグスタフ・カールを盾にした‥‥いや、グスタフ・カールが自分の技量じゃ敵わないと盾になったんだ。だとするならば奴は‥‥。

「人望も実力もあるエース!!」
 圧倒的な熱量を感じて左に避けると今まで自分がいた場所に光が降
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ