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偽マフティーとなってしまった。
19話
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てた。反省を促されるべきは地球でしかものを考えれない人間たちだと。」
反省を促すダンスで一番ダメージを受けたのは官僚機構の筈だ。若い議員が大臣になって官僚機構として支配できるはずが、軍人などがなってしまったせいで多種多様な無茶振りをされたと。

 だとすれば確かにマフティー動乱で議員や軍の権威の失墜をすれば役人の春は来る。それをマフティーによって邪魔されたから怒るだろう。地球連邦軍の役人共だとわかると議会への不信感を植え付けるテレビ番組も頻繁にやっていた。

 マフティーのマフティーなんちゃらに隠れて地球連邦を乗っ取ろうと画策していたのが、地球連邦そのものだったとはな!ケネスが政治家を探しても正体が分からないはずだ。

 問題は次に何をしてくるかだ。
柔らかくなって邪魔になったハサウェイはクスィーガンダムを奪って大人しくした。

 オエンベリの格納庫を焼くだけでは済まない気がする。嫌な予感程当たるものだろう。サイレンがけたたましくなった。

「どうしたと言うんだ!?」
俺は近くの兵士に聞く。

「キンバレーが約束を破り、ガルダ3機でやってきているようです!」
その言葉に俺は確信した。ヤブ医者の正体は官僚だろうと。市民を食い物にして金を取る姿は正しくヤブ医者ではあろうなと思った。

 ヤブ医者はダブルミーニングだ。詐欺師的な意味と改革、つまりする手術は間違えるが金をもらうというね。

 ならば簡単だ。連邦政府に反省を促してヤブ医者の処方箋のA.G.E.を破壊して正体を白日に晒してやる。


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