18話
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
寝ていた護送中の片道25分は何もなかったようで安心をした。
何よりツヴァイが大臣達にマフティーダンスを踊らせてなかった様だし、厄介なケネスが逃げようとする事もギギが他の人達にニュータイプ的な煽りをする事も無く、平和も平和だ。全く、こうやって何もなく時間が過ぎて行ってくれれば最初から良かったのにとため息が出てしまう。
「殊更、俺にはマフティーとやらは向いてないのかもしれないな。」
いろんな事があったが本当にそう思う。マフティーのマフティー性とかマフティーの清廉さとかマフティーのマフティズムとか理解できないし、宇宙世紀の世紀末を理解できないもの。マフティーが起こす、マフティーの為のマフティー活動によるマフティズムの伝播により、マフティーとなりマフティーはマフティーのもとに召されマフティーとなる。理解できるやつが居たら正に頭マフティーだよ。
「だとしてもだ。今は立派なマフティーとなってしまったんだ。なら、やってみせろよ。マフティー。」
ドライは簡単にそれを言う。マフティーとは何たるかを未だにまるでわからない男には、そのマフティーという存在は難しすぎるよ。
「なんとかなるはずだ。今までだってマフティー性に逆らわなかったお前ならな。俺は違う。」
だから何度も思うがツヴァイ、マフティー性ってなんだよ。お前らインテリが中身が無いマフティー性、マフティー性と訳わからない概念を押し付けるからこんな事態になってるんだろう。
「‥‥。人が運転中に待たせて、走らせてマフティー、マフティー恥ずかしくないんですか?ッ‥‥。」
フィーアがそう言うと衝撃が走る。急に急なブレーキをかけるんじゃないよ。まさかと思うが…もしかしてマフティーとか言って待たせたので今ブチギレたの?
確認をするためにフィーアに「なんでブレーキをかけたんだ?」と言うところで、後ろの座席からケネスが叫ぶように大声を上げている。
「ガンダムだとぉ!」
確かにこの基地はガンダムとかガンダムぽいのはいる。
陸ガンにヘイズルとかガンダムフェイスギャプランとか量産型百式改や陸戦型百式にエゥーゴやカラバがゼータのフェイスを大量に作ってしまっていた為に、そのゼータフェイスを修理に使ったゼータ顔ネモとか、ジェガンの残骸をリペアしてゼータ顔をつけたゼータジェガンとか、水中型ガンダム‥‥はガンダムかどうかが微妙なラインだな。
ゼータヘッドだけ大量に作るところが頭アナハイムだ。ゼータヘッドはセンサー類が良いので、カラバが持ち込んだ在庫をオエンベリの整備士たちが近代化改修として、その数十個あるゼータ系ヘッド(リゼルやゼータプラス、デルタ、FAZZのヘッドもあるらしい。)を戦力になりそうな機体に載せ換える換装案があるぐらいだから。まずデータを取るのにヘイズルにゼータヘ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ