暁 〜小説投稿サイト〜
偽マフティーとなってしまった。
16話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
れ。マフティー文法で疲れているんだ。

 「お話のところ、悪いんだがねぇ‥‥。どうして来たのかね?」
保健衛生大臣などの大臣の多くは平気そうだが、内宇宙監視大臣とハンドリー・ヨクサン長官が汗を流している。確かに教育や保険ならばジオンには関係ないが、内宇宙監視大臣やマンハンター長官は当事者だからだろう。

 「諸君らを相応しい場所に連れて行くと決めた。付いてきたまえ。ツヴァイ、ケネス大佐を監視しろ。私は彼を高く買っていてね。地球連邦政府にも、まだ彼のような清廉さがある人物だっている。」
褒めれば褒めるほどケネスの立場が悪くなる。

 「我々は解放されないのか!?ふさわしい場所とは!?私は役職に真っ当に生きていただけなんだ。」
よく喋る。ヨクサン長官が叫ぶが命乞いをされてもな。殺す気ないし。

 「何かを勘違いしているようだが、ヨクサン長官。他の閣僚の様に地球連邦政府閣僚としての自覚を持ち、ちゃんとしたまえ。」
促すが、まだヨクサン長官は暴れようとしている。何でだよ。

 「よさないか!我々は地球連邦政府閣僚だよ?ここで死ぬのなら名前が地球連邦政府議会に刻まれる、胸を張れ。」 
エインスタイン大臣が叱咤をする。いや、だから殺さないって。

 「殺すつもりはないさ。君たちは客人だ。数日中には解放される。キンバレーの手腕に感謝するのだな。」
落ち着いたようで表の車まで向かった。



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ