暁 〜小説投稿サイト〜
偽マフティーとなってしまった。
16話
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
してない。これも人々が考えた結果だ。ならば地球連邦政府への不満もわかろうものさ。私はニュータイプにはなれない。ニュータイプになれたとしても、ニュータイプ的な感性を持つオールドタイプさ。わかり合えようもない。だったら少しずつ皆が誰かに優しくなれれば良いじゃないか?違うか?ケネス・スレッグ大佐。」
皆が少しずつ優しくなってネットミーム化を許してくれ、さっき営倉に来るまでに端末で調べたら、ジャックめ。あのギャプランみたいな白い奴が踊りながら、デストロイモードから緑の光になって、その光がラー・カイラムを包み込んでいたぞ!嫌がらせか。

 「だがその優しさこそがこうして現れていて、俺たちはこうして捕虜にされてる訳だが。あり得るか?その優しさ。」
いや、レスバトルしに来たわけじゃないからケネスは黙ってくれよ。

 「では優しさと甘さは違うということだ。若さ故の過ちは認めたくないが、認めてこれからの糧にすればいい。甘やかしたが故に連邦政府はマンハンターを作り出した。適度に反省を促さなければ反省は出来ない。過ちを認めるには誰かの指摘がいるさ。殴られずに一人前になった奴も少ない。今はその時間だ。」
ケネスはまだなにか言いそうなので追撃しようとしていたのだが、ギギが何かを言い出す。なんだ?

 「ではケネス大佐や私に強く言ったあの言葉も?」
はっ?何をいきなり言い出すんだ?

 「あれは私の若さ故の過ちだ。君に苛立っていただけさ。意味はない。不愉快だったなら謝ろう。」
なんだ?ジッとこっちを見てきて。かぼちゃの材質なら良くわからない樹脂とカーボンを混ぜた複合材らしいぞ。だからなんだと言うんだ?

 「嘘を言っているね。」
ギギを受け止めようと思ったが、俺は反省したんで何を言うか待ってみよう。というか、フィーアが外の車でイライラしてるのでは?

 「嘘?一体何がかね?」
若干、キレそうだが抑えた。

 「それは言わないよ。マフティー、貴方がマフティーである限り秘密は秘密だもの。それに貴方の発言で反省したから。」
はっ?また思わせぶりなこと言ってるだろ、お前。それっぽいことをそれっぽく言うんじゃないよ!俺と違ってお前はパトロン持ちなんだから関係ないだろ。マフティーを演じないといけないわけじゃないだろ。

 「気に食わんな。思わせぶりなことを言わないほうがいい。私みたいにマフティーになるしかなくなるぞ。」
本当にな。マフティー、やっぱりやめたいわ。ギギの相手はきつい。もっとかわいらしい子を‥‥可愛らしい子って誰だ?ぱっと浮かぶのはラクス、ハマーン、リリーナ、エクシアなんだが、俺のラインナップはおかしくなったのか。エクシアってなんだよ。ヒロインがエクシアか?

 「それはお互い様じゃないかな?」
それはそうかもしれないが、止めてく
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ