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偽マフティーとなってしまった。
12話
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無理だわ。待てよ?12機って縁起が悪いな。

 「マフティーでも、勝てないのか?」
勝てるわけ無いだろ、キンバレー隊の微妙なのですら死にかけたんだぞ。奇襲できる状況でも無ければ無理も無理だ。どんだけ強いか単騎でロンド・ベルに突っ込んできたら良いのに。

 「勝てない。まともな実戦経験豊富な指揮官と連携が出来る兵士に艦砲射撃まである。勝てる要素はない。なら、戦わないようにするしかないな。俺がブライトなら、海側ティモール海とアラフラ海から2つに別れて高高度から艦砲射撃を叩き込んで、ロンド・ベルのグスタフ・カールをSFSで降下させて、途中でSFSは廃棄して、オエンベリに叩きつける。その後は南からキンバレー隊が手柄欲しさにハイエナだ。勝てると思うか?」
マジで勝てないよ、ロンド・ベルが来たらゲームセットだからゲームセット。袖付きの戦力が残ってて、こちらに参加するならまだしも人も質も量も何もないから勝てないです。

 「勝てないな。しかし、奴らが来るまでの間に切り札のレストアが済むはずだ。」
ほー、切り札って何よ。

 「アプサラスとライノサラスと言うMAだ。研究データがジオンのマフティーを名乗る人物からもたらされた。」
えっ?コイツら、何してんの?迷惑系テロリストじゃないか!アプサラスってアプサラスだよな?アプサラスなんだよな?ライノサラスはかわいい範疇だからどうだって良いが。

 「なるほど。だが、それだけの物を作るなら他のモビルスーツを数作ったほうがマシじゃないか?」
リベラが今、気付いたって顔をしている。なんで何ですか?当たり前だろう。

 「確かにな、バーザムが後3機とギャプランが2機、ハイザックは10機ほど残骸はある。そちらを優先させよう。」
当たり前だろ。数さえあれば戦車でもMSを倒せるし、大量にコアイージやセイバーフィッシュがあればSFS乗りのMSと渡り合える筈だぞ。

 「戦いは数だよ。数じゃなければオデッサで勝ててはいない。強い兵器一機の働きで、人質になった味方が助けられたり、戦争が勝てるなどと言うほど戦争は甘いものではないんだぞ。」
本当にそうだからこそ、地球連邦はジオンに勝てた。テロリスト達が勝てないのは大衆を敵に回すか、蚊帳の外にするからだとアムロも言ってた気がする。ダバオのタクシー運転手も言ってた。

 「では、やはり、早めにキンバレーと交渉を成立させるしか無いのか。」
だから、何度もそうだと言ってるだろ。一発逆転兵器で何とかなったのなんて見たことないわ。

 「北部にいるからと言って、平気なわけでもない。地球連邦はジャブローさえも捨て駒にしたのを忘れるなよ。」
実際はバスクみたいなものだけど、似たようなものだろう。

 「だからだなぁ、マフティーが大衆を引き込むために踊ったのは、大
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