12話
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のに知らないとは。
「ロトと言うのはエコーズの特殊モビルスーツだ。司令部偵察ができる指揮用ホバートラックとガンキャノンを合わせたような小型モビルスーツだ。12mぐらいしかない。当然、速い上にステルス性を持っている。火力も馬鹿にできないが一番は小ささ故の市街戦能力の高さとエコーズ特有の無慈悲さだ。」
そして、バンバン説明をするとリベラの顔色が悪くなっていく、こんなことも知らずにテロしてたのか?殺してくださいって言ってるようなものだろう。
「そいつらが来る可能性は?」
知らないよ、もし来るかも知れないとか分かるんだったら月面にでも逃げてるわ。
「わからない。」
ちゃんとそう伝えるのだが、リベラは苦い顔をする。
「マフティーで、ましてやニュータイプなんだろ?なら、わかるだろ。」
だから、ニュータイプじゃないと言ってんだろ。ニュータイプだったら、アナハイムが何かしらしてくるわ。
「何度だっていうがニュータイプじゃないさ。それに、ニュータイプだとしても未来が見えるわけでもない。未来が見えるならハマーン・カーンやシロッコにグレミー・トトやらシャア・アズナブルが何故あんなに焦った?ニュータイプと言えど絶対でもなければ預言者でもない。ニュータイプが何でもできるというそのセンチメンタリズムなナイーブな考えは捨てろ。それこそがニュータイプをエリートだと僻む元になる。」
ギギとかカミーユを見て羨ましいわけ無いだろ。まて、そういえばこの世界のカミーユはマイルドなカミーユなのか、生身の人間にMSをやる旧式カリカリニュータイプカミーユなのか?
落ち着け、カリカリカミーユなら逆襲のシャアの時にグラサンが立てなくなるまで修正してる筈だし、カミーユが廃人になってなければシャアだって絶望してな‥‥いや、やっぱりするわあのオールバック、だってシャアだぞ?なにより、シャアだし。
「ならどうしたらいい?」
知らんがな。エコーズが突入してきたら俺は逃げるよ。エコーズとやり合うのは怖すぎる。
「哨戒機を増やして探し続けるしかないさ。奴らは小さいから踏破力はあっても深い堀に水を溜めればロトであっても突入出来ないだろうさ。」
それぐらいしか防ぐ方法がないぞ。真面目にそう思う。
「なら、同時にそれもやっていく。しかし、一番の脅威のブライト・ノアのラー・カイラム艦隊が頭の上から降下してきたらどうしたらいい?」
一番、簡単な対処法がある。それしか対処法はない。
「神に当たらないように祈りながら白旗を掲げろ。ロンド・ベルが来たなら、死神が列を作って待ってるのと一緒さ。俺でも、ブライトが来たら逃げる。身構えてるときには死神は来ないからな。」
ロンド・ベル艦隊とか逃げるに決まってるだろ。クスィーガンダムが12機ぐらい無いと
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