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偽マフティーとなってしまった。
12話
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るんですか?

 「営倉が一番の安全だ。わかるか?ここはさんざんマンハンターにやられて来た被害者の集まりなんだ。表を簡単に歩かせたら長官はマンハンターのやり口に遭うだろうさ。マフティーだってそのくらいわかるだろう?連中の汚さとかな。」
確かにテロリストが占拠してる街だからそれは言えるかも知れないが、死んだ人質に人質の価値はないだろ。

 「相手が生きていなければ反省は促せない。死んだらそこで終わりだよ。上質な部屋を用意してやれ。なに、ロートルのミデアのコンテナが何個かあっただろ?あれを改装して待たせてやれ。キンバレーとの交渉にどのくらいの時間がかかるかわからないからな。」
マジであのおっさんはゴネる可能性がある。ごねられてる中で死なれたら敵わない。ブライト・ノア艦隊とか地獄だぞ。

 「負けたから従うが、奴らの命を保障は出来ないぞ?俺だって全員をまとめられている訳じゃない。」
いや、統率は取れよ。それでもお前はオエンベリ軍の指揮官なんだろ?いや、流れ者が集まっただけのテロ組織には難しいか。

 「しかし、やらねば大義を、勇を失う。マフティーにはマフティーのやり方がある。マフティー性を見失えばそれはマフティーに跳ね返ってくるさ。」
適当にマフティー、マフティー言っとけばコイツらは黙る。マフティーの意味を勝手に解釈するからな。だから、マフティーってなんなんだよ。誰か教えてくれよ。

 「準備をするし、用意はするが奴らをそこまで運ぶのはあんたがやってくれ。俺だと襲われかねない。マフティーとして負けたからな。」
何いってんだお前。こっちの仕事を増やすなよ。ツヴァイに任せ‥‥られないな。奴は環境テロリスト特有のナイーブな感性と人類への絶望があるらしい。絶望的なのはインターネットの晒し者になってる俺なのに、なんでテロリスト達をケアしながらまたケネスとギギの面倒を見ないといけない?

 「あぁ、わかった。キンバレーが無茶をしてこないとも限らないから警戒をしておけ。ジェガンが出てきたら勝てないんだろう?」
注意喚起をして置く、キンバレーが強気に来たらズタズタにされる程度のスペックしかお持ちじゃないからなコイツら。せめて、エゥーゴぐらいスポンサーとかを探してから決起しろ。何から何までハサウェイのマフティー・ナビーユ・エリン頼みとか正気かどうかあやしいな。

 「あぁ、俺たちもそれぐらいは警戒しているが、噂になってるエコーズの奴らが来たらどうしょうもない。」
まぁ、ロトが来たら死ぬよなそりゃあ。テロリストと特殊部隊なら特殊部隊有利だよな。

 「ロトは面倒だからな。」
うん?なんでこいつは不思議そうな顔をしてるんだ?

 「なんだ?ロトって。マフティーは知っているのか?」
テロリストの癖に情報弱者か?もう、ロトは出てるはずな
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