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偽マフティーとなってしまった。
5話
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など地球連邦軍の有名な人間がコラージュで踊らされていたが、すぐにチャンネルが閉鎖された。

「いつもより、マフティーダンス動画の対応が早い。これがエコーズの力というものだよ。こうやってふざけているのさ。連邦の犬はマンハンターよりも始末が悪い。そんなに取り締まりたいならアデレードでおねんねしてる連中こそが、マフティーを生み出したマフティー性の根源というのに、枝払いだけで幹を切らねばいくらでも枝が出ると言うものだ!」
ツヴァイが怒っている。確かにネットミーム風情にエコーズを投入するバカらしさはない。エコーズよりも、ジョン・バウアーに予算を与えたほうがよっぽど良さそうだが、そうなったら取り締まられてしまうから嫌だな。

「で、エコーズのお手前は拝見したがそいつは草刈りならぬかぼちゃ狩りの農家に過ぎないんだろう?ジェガンの一つでも目の前に出されなければサイドを回る麻薬探知犬程度の脅威に過ぎないだろ?」
ドライの指摘は尤もだ。

「キンバレーの失点が多いから、キンバレーの代わりにこいつ等が来るかもしれない。キンバレーよりもエコーズが来た日にはオエンベリのマフティー殿は負けるだろうさ。相手は“暴徒鎮圧”とやらのプロだからな。」
やはり、ハイジャックは成功させるしかないと皆で無言で頷いた。






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