5話
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してから引退を表明。議会は唖然とした空気に包まれたとの事です。』
何やってんだ!ロナ野郎!お前は大人しくコロニーで私兵組織作ってろ!ふざけるなよ爺!もう許してくれよ。
『世界各地でマフティー現象は続いています。木星船団においても木星の惨状を背景に地球連邦に反省を促す人々が増えています。更にはネオ・ジオンの残党も公式フォーラムでダンスを踊っています。教授どう思いますか?』
初老のキャスターから白髪の教授にカメラは移り変わる。
『まず、皆さんはダンスのマフティーと武力のマフティーを分けて考えているようですが違います。このマフティーの深さは両方があってこそのマフティーなのです。ボードを用意してください。』
ホワイトボードにマフティーが2つ書かれる。
『マフティーが今までの仕組みと違うのは、ダンスのマフティーは連邦政府に抗議をする大枠で参加者を集めて、それでは気持ちが収まらないスペースノイドには見える形で鉄槌を下し、アムロ・レイとシャア・アズナブルと言われるように二人のニュータイプで表現され、武力と思想を分割し、武力で負けても、思想が生き残り、思想が負けたら武力による革命を促すという正に、力だけでも思いだけでも成就出来ない思いを、2つのエンジンにより、加速度的に2つのターボエンジンとして押し出してるのです。』
真面目な顔して何を言っている。インテリは暇だからこじつけに走る。ロナ爺と同じじゃないか。
『何より、この仕組みの深さは武力による急改革をインテリジェンス層。エスタブリッシュメントがある程度支持をして、インターネットやラジオやテレビでしかニュースに触れれない低所得者層、特にサイド1等ですが彼らは掻い摘んだ情報などにしか触れられません。生活に忙しい者ほどテロリストのマフティーより、ダンスのマフティーしか目にしません。ですからダンスのマフティーを支持します。わかりますか?この仕組み。』
知らんよ。マフティーはマフティーだろう。マフティーダンスが流行る意味がわからない。
『マフティー・ナビーユ・エリンは、3つの言語で構成されています。スーダン語、アラブ語、古アイルランド語です。まず真実、正当な預言者の王と言うのが通説ですが、単語としてみるべきだと思います。マフティーはマフディー、スーダン語で救世主、ナビーユは預言者です。二人のマフティー・ナビーユ・エリンを考えたときに、救世主は武力により救世することが多く武力のマフティーはマフディーを担当し、ダンスのマフティーはナビーユとして人々を導くのを担当していると思います。』
教授がコップの水を飲むと初老のキャスターが食い気味に『では、エリンは?』
と聞いているが俺には茶番にしか見えない。
『エリンはアイルランドという意味です。ここでなにかに気付きませ
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