第二章
[8]前話
「奇麗になれないから」
「メイクは手早くして」
「よく寝てよく食べる」
「そうすることですね」
「朝ご飯は優先させて」
強い声でだ、萌絵は話した。
「食べて寝る、だからね」
「メイクは必要でもですね」
「手早くね」
そうしてというのだ。
「済ませるのよ」
「言われてみれば私最近寝ることは兎も角」
反省する顔になってだ、楓は答えた。
「食べる方は」
「ああ、じゃあ手早いメイクの方法教えるから」
「食べることですね」
「朝からしっかり食べないと」
「わかりました」
楓は萌絵の言葉に頷き手早いメイクの方法を教えてもらった、それを実践してメイクの時間を最低限にしてだった。
朝ご飯はしっかり食べる様にした、すると。
「朝起きるの辛いのは変わらないですが」
「それでもなのね」
「はい」
それでもというのだ。
「メイクは手早くして」
「奇麗よ、そのメイク」
萌絵は笑顔で答えた。
「それで欠食のいいお顔ね」
「ちゃんと食べてます」
「それは何よりよ、じゃあこれからもね」
是非にというのだった。
「メイクはね」
「手早く出」
「朝しっかり食べてね」
「そして寝ることですね」
「そうしていってね」
「わかりました」
会社で先輩に応えた、そうしてだった。
楓はメイクは手早く奇麗にして食事をしっかり摂る様になった。すると元気に働くことが出来そのこととメイクした彼女を見て可愛いと言った同期に告白されて付き合うことにもなった。それで後輩が出来ると彼女達に手早いメイクの方法を教える様になったのだった。
メイクは大変 完
2024・4・23
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