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私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
第2章
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じのんじゃぁねーぇ おしゃれしたいしー あのね マオにあげるからー だからーぁ ねっ」

 と、お母さんを丸め込んでいたみたい。お母さんは姉ちゃんにはいつも甘いのだ。その晩、姉ちゃんは私にって レモンイェローのフレァーなのとレンガ色のタイトなミニスカートをくれると持ってきた。まるで、有難く思いなさいよ という調子だった。

「マオも 可愛いんだから これっ位のん 穿いていなきゃーもてないよ!」と、勝手なことを言っていた。私は、こんなチャラチャラしたので良いんだろうかと、しみじみ眺めていたのだ。それより、私は、学校の制服以外にスカートなんて小学校以来 穿いたこともなかった。こういうのを穿いた私を見たら、あの人はどうなんだろうとかも考えていたのだ。そんなことよりも あの人 私のこと 呆れてしまってるんじゃぁないのかなー と気になっていた。 

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