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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
三十二話〜決着――ゆりかご
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ラッシュを止めなければならない。そのためになのはにスターライトブレイカーを放ってもらう。


「わかった!!」


なのはがチャージに入る。その間は無防備になってしまうため、なのはの方へ攻撃が行かないようにしながらこちらの準備を進める必要がある。


「あああああああ!!!!」


暴走しているというのに闇雲に暴れまわっているわけではないのが厄介だ。
的確にこちらの攻撃をさばき、カウンターを打ち込んでくる。
今は魔法を使っているわけではないので非殺傷設定がない。そのため必然的に加減が必要なのだ。
そのため、今私とヴィヴィオはほぼ互角の戦いを繰り広げている。
時間がない。間に合うか……?


(お待たせ!いつでも行けるよ!!)
(3秒後に頼む!!)


離脱前に干将莫邪をヴィヴィオを挟むように投げ捨てる。


壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)


この爆風から逃れるために選ぶのは……上。
だが、そこには


「スターライトォォォ………ブレイカー!!!」


チャージを終えたなのはが特大の砲撃を放つ。
避けることはできない。ヴィヴィオはそれを真正面から受け止めた。
その隙に、私は詠唱を始めた。


「――――I am the bone of my sword.(体は  剣で  出来ている。)


魔力が、もっと必要だ。だが、持ち合わせはない。


「――――Steel is my body,and fire is my blood.(血潮は  鉄で、   心は  硝子。)


ならどうする?簡単だ。足りないならば、外から持ってくる……!


「――――I have created over a thousand blades.(幾たびの  戦場を  越えて  不敗。)


両手にデバイスを展開。カートリッジをロード。


「――――Unknown to Death.(ただ  一度の敗走もなく、)


一発、二発、三発。まだだ。まだ足りない。


「――――Nor known to Life.(ただ  一度の理解もされない。)


さらにロード。合計六発。まだまだだ……!


「――――Have withstood pain to create many weapons.(彼の者は  常に独り、  剣の丘で  勝利に酔う。)


さらにロード。合計十二発。あと少し……!


「――――Yet,those hands will never hold anything.(故に、   生涯に  意味はなく。)


追加二発。これで足りる!!


「――――|So as
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