暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第134話 3つの戦い!旧魔王派の新たな力!
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「なあっ!?」
「そんな……祐斗君!ゼノヴィアちゃん!?」


 まさか人間が食べられるとは思っていなかったリアスと朱乃は絶句してしまった。


「ふ、二人を返してください!」
「許しません!」


 小猫とギャスパーが二人で襲い掛かるがシャルバは右手をなんとデュランダルに、左手を和道一文字にして二人を斬り付けた。


「牙突!」
「うわぁぁぁっ!?」
「月牙天衝!」
「きゃああっ!?」


 シャルバはギャスパーに和道一文字で高速の突きを、そして小猫にデュランダルから放たれた斬撃を繰り出した。


 世界が二人を攻撃からガードしてくれたがそのまま吹き飛ばされて地面に叩きつけられる。するとスタンドのダメージがギャスパーにも返ってしまい頭から血が出た。


「小猫!ギャスパー!」
「そんな……あれって祐斗君達の技……!?」
「言ったはずだ、私は食べたものを自由に取り込めると……今食った奴らの技も武器も既に私の物だ!」


 リアスが二人に駆け寄りイリナは先程シャルバが使った技が祐斗とゼノヴィアの技だと分かって驚いた。


 そんなイリナにシャルバは得意げにそう答えた。


「さあ、貴様らも私の血肉にしてやろう!貴様らの大好きな弱肉強食の始まりだ!」
「絶対に許さないわ、シャルバ!二人を返しなさい!」


 仲間を食われて怒りに燃えるリアス達とそれを見てあざ笑うシャルバ、3つの戦いが始まろうとしていた。
 
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