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何度も繰り返し
第三章
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「無駄よ」
「あの娘反省しないわよ」
「何があっても」
「それでもね」
「そうなると思ってるけれど」
 それでもとだ、優木は友人達に答えた。
「私も言うことはね」
「言ったのね」
「あの娘に」
「そうしたのね」
「これで反省して行いあらためなかったら」
 それならと言うのだった。
「もうね」
「その時はなのね」
「知らないともなのね」
「なるかも知れないのね」
「そうなるかも」
 こう言うのだった、そしてだった。
 大学野球に優木達の大学も参加したが優木はここで他の大学をインスタグラムで盛んに煽りだした。
「完済大学は関西から出て行け」
「人気も実力もうちの方が上よ」
「勝って気持ちいい〜〜〜」
「もう私達の敵じゃない」
「私達世界最強」
「お金かけてそれ?」
「こいつ死にたいのかよ」
 煽られた他大学の面々は壬本のネット上の書き込みに本気で怒った、それで壬本のインスタグラムに怒りの書き込みが殺到し。
 彼女が得意気に自分達の大学のチームが優勝出来なかったら顔と住所を晒してインスタグラムを引退し大学も辞めると言ったのを受けてだ。
「そうしろよ!」
「覚えたからな!」
「お前の大学特定したぞ!」
「優勝出来なかったら引退しろ!」
「大学も辞めろ!」
「あんなこと言って大丈夫?」
 優木はその言葉を聞いて心配する顔で言った。
「本当に」
「さあ、どうなるか」
「こうした時は優勝しないけれどね」
「今年は立銘強いし」
「わからないわよ」
 周りは得意気に言う壬本を冷たい目で見つつ優木に言った、そして。
 優木達の大学は決勝でその立銘に負けた、それで誰もが壬本に言ったことは守れと言ったが全くだった。
 壬本はインスタグラムは二代目とか言い大学では親が許さなかった等と言ってそのまま通った、するとだった。
 周りは冷めた目で見て言った。
「何が二代目だ」
「大学もそのまま通ってるじゃねえか」
「恥知らないのかよ」
「散々煽ってくれたの忘れないぞ」
「言ってることも書き込みも変わらないしな」
「こんな馬鹿見たことないぞ」
 誰もがこう言ってだ、壬本を白い目で見た、そして。
 優木は何も言わず彼女に近寄らなくなった、それで周りに言った。
「何があっても反省しなくて同じこと繰り返して」
「そうよね」
「周り煽って碌でもないことばかり言って」
「絶対に反省しなくてね」
「同じことばかりしてるわね」
「もうね」
 優木は悲しい顔で周りに言うのだった。
「無理よ、私も」
「勿論私達もよ」
「もう無理よ」
「付き合えないわよ」
「そうね、ネットでちょっと応援する人いるから」
 それでというのだ。
「そこで満足してればね」
「それでいいわね」
「あの娘が
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