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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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「ふっ でも わかったんでしょ ウチは アレをやるなって思ったからラックに参加してったんやー」と、璃々が言っていた。
次の日、決勝は予想された通り福岡代表が相手なのだ。スタンドには、校長先生、紅林先生、国守先生と詩織先生が、それに、じっちゃんとばっちやんの姿もあった。相手を真近でみると、みんながごっついのだ。男じゃぁないのって思うぐらい。
先発は朝陽では無くて鈴花が選ばれていた。試合が始まると、相手フォワードの突進が強烈で、押されっぱなしだった。なかなかボールも奪えないで、私達はタックルするばっかりだったのだ。フォワードで押し込まれて、相手にボールが出て、キック&ラッシュでバックス陣もガタガタになっいて、前半終了間際に、キックされたボールが運悪く、相手のほうにバウンドしてトライを許してしまっていた。
さっき、鈴花はボールを取りに行った時、相手の脚と交差していて、びっこを引いていたので、根来監督はすかさず朝陽に交代を、そして、美鈴にも麻耶と交代するように告げていた。私達の中でも身体の大きな子なのだ。
「もう そろそろ 向こうもバテ気味だと思う みゅん、泉希 走れよ 璃々と朝陽に繋げ! フォワードももう少しがんばれ! ボールを回せば ウチは勝てるんだからな!」
私は、璃々にエールをやれと言った。彩と麻耶にも目で合図をすると、ふたりとも頷いていた。
「跳んで跳ねるぞキャンキャンズ」「オー」と、私達は、勝利を信じていたのだ。
監督が言っていたように、私達も強烈なタックルを繰り出していたから、相手にも疲れが見えてきていた。後半が始まって5分過ぎに、泉希が相手スタンドに渡った時、強烈なタックルでノックオンを誘っていた。スクラムから出たボールを私は斜めに走って、泉希を飛ばして璃々に送った。璃々も流れて、相手を曳きつけておいて、向こうのラインの間をゴロキックで抜いていた。朝陽、泉希、私が追いかけて、朝陽が最初に捕っていて、タックルを受けながら、泉希に、泉希は相手の二人を曳きつけておいて、私にオフロードパスで、フリーになった私は中央ポストの下にタッチダウンしていた。7-7の同点だ。
私達の迫力が勝っているのを感じていた。そして、その直ぐ後には、彩と栞奈が身体を張ったような強烈なタックルで、後ろから麻耶が突っ込んでいってラックから奪ったボールを、ラインに回したが璃々が掴まってラックになって出たボールを私がパスしようとしていると、泉希がブラインドサイドに走るのが見えた。私は初めてなのだけど腕の間から泉希にトスを送ったら、泉希は強引に突破しようとして、伸ばした手でゴールの隅にタッチダウンしていた。
終了間際にも、センターライン付近のスクラムから出たボールを素早く回して、私は、璃々のフォローをしてボールを受け取っ
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