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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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全国行けると思うんやけどなぁー」と、言いながらも璃々は考えこんでいた。

 私も、そーなんだ。まわぁまんまーと中学になる時、苦し紛れに高校からやったらあかんのーって言ってしまっていた。だから、きっと、高校は聖女学院に入れたいと思っているだろう。それに、じっちゃんもばっちゃんも。だけど、私は、みんなと一緒に西の丸学院に進みたいと思っていたのだ。ラグビーをする環境も揃っているし、璃々が言うように、学校代表として全国制覇も夢じゃぁないのだ。

 その結論も出ないままに、夏休みの最後の方で招集が掛かって、2日間の練習の最後に、全国大会の試合のメンバーが発表された。大会は横浜で行われて、女子の場合は2日間でトーナメント形式で、勝ち進むと初日に2試合、2日目に決勝なのだ。私達の最初の相手は、静岡代表チームで、多分次の相手は神奈川になるだろうと言っていた。去年桜子先輩達が負けたとこなのだ。

 根来コーチは、初戦に私達の第2チームといえるメンバーを選んでいた。そして、2戦目には私達のメンバーを選らんでいたのだけど、初戦の状況によっては交代させるから、つもりしておけと言っていた。

 その1週間前の日曜日、選抜チームの強化試合があって、応援に行って、沙菜と晶は先発で、輝姫、加奈子と麗は交代要員で出ていて、それぞれが活躍していて、大阪選抜が勝利を収めていたのだ。なかでも、輝姫は動き廻っていて、的確なパスで、私からみても素晴らしい活躍だった。彼女なりにすごく努力したんだと思う。

 2学期が始まって登校すると、いつものように校門の横には (跳んだ! ラグビー部 女子 全国大会 3年生A代表出場へ) の幕が掲げられていた。

 そして、3者面談が始まっていた。私はばっちゃんと、国守先生。

「水島 まだ 志望校書いていないが どうなんだ?」

「うー 決めていない」

「えー 実海ちゃん 聖女学院なんでしょ」と、ばっちゃんは驚いていた。

「うん まぁー」と、私はハッキリしていなかった。

「水島は 今 全国大会のことで頭がいっぱいなのはわかる がなぁー それは、進学とは別問題なんだよ 学校側にも 指導ってもんがあるから ある程度は決めてもらわないと」

「だよね 担任としても、困るよねー じやぁー とりあえず聖女学院ってことにしといて」

「とりあえずって なんだよ 紅林先生からも聞いたが 西の丸学院 招聘が来てるんだってな スポーツ推薦で◎だって キャンキャンズのみんなに」

「うん 聞いた でも・・・ お母さんと聖女学院に行くって約束したから・・・」

「水島 君が始めたんだものなー キャンキャンズ でも、もう 後輩達も頑張ってるよ もう いいんじゃぁないのか? 他の道でも」

「先生 よーぅ そんな冷めたこと
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