黎明編 仮面ライダースパルタンズ 第2話
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! 己の宿命に誇りを持ち、最後まで生き抜くのだッ!)
間も無く自分は、部下の後を追うことになる。その死期を悟りながらも、ヴィルヘルムは眼前に広がる無数の銃口から目を逸らすことなく、真っ向から双眸を輝かせていた。
そんな彼の脳裏に過っていたのは敬愛する隊長と、4歳の愛娘――ヴィクトリアの笑顔だった。自身に向けられた数多の銃口が火を噴く瞬間、愛する者達の笑みが浮かんだヴィルヘルムの頬が、微かに緩む。
その仮面の内側が赤い血で水没し、ランチャースパルタンのボディが砕け散る瞬間まで。ミサイルの連射が、止まることはなかった――。
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