暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第131話 行こうぜグルメ神社!食運アップを目指して!
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もらい笑みを浮かべていた。前にテレビ取材を受けたことがあるからか何人かは見覚えがあるなと呟いていたが流石に完全には分からないようだ。


 まあ俺の予想では近い内に誰もが知る有名人になると思ってるけどな。てかなって当然だろう、小猫ちゃんなら。


「続きまして『探せ!当たりのグル樹の実!』の説明をさせていただきます。このグルメ神社に数十万本は生えている美食杉、通称『グル樹』ですがこの時期になると金の種が入った実が一つだけ生ります。それを見つけ出せた人がもう一人の食男になります!」
「金の種?そういえばさっきイッセーに貰ったグル樹の実から出てきたにゃん」


 黒歌が胸から金色の種を出して皆に見せた。ていうかどこにしまってるんだよ。


「な、な、な!?何と開始早々イキナリ見つかってしまいました!見つけたのは和服の美女です!」


 黒歌が見せた金の種を見た観客たちは大いに盛り上がった。この姉妹食運が高すぎるな。


「黒歌さんにも食券をプレゼントします!おめでとうございます!」
「にゃはは、ありがとうね。折角だしこの食券は皆で使ってよ」
「そうですね、私達じゃ使い切れませんし勿体ないので私のも使ってください」


 黒歌と小猫ちゃんはこの場にいる人達に食券を分けることにしたようだ。まあ滅多に来ないしその方が良いよな。


「やったー!残りの屋台を全部回っちゃおうよ!」
「ああ、全部食ってやろうじゃないか!」
「よっしゃ!またエメラルドドラゴンのワインを飲むぜ!」
「まったく……」
「先輩!行きましょう!」
「皆で楽しむにゃん♪」
「ああ、そうしようか」


 喜ぶイリナとゼノヴィア、そしてアザゼル先生に俺は苦笑するが小猫ちゃんと黒歌に手を引かれて俺も皆の輪の中に入っていった。


 そしてこの日グルメ神社は多くの人たちが美味しい物を味わい笑顔にあふれる素敵な日になったんだ。


 余談だがグル樹の実を売ってた屋台に挨拶に行ったら案の定繁盛していた。人間って現金だよな。


 さあいよいよディオドラとの決闘だ。アーシアを守れる力があるって証明してやるぜ!


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