抑制という名の衝動
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ったら、吹っ飛ばされていたんだぜ……あれが矢と気づくのに時間がかかっちまったぜ。しかも、吹っ飛んだら行先は女風呂だったから、そのまま番屋直行。最悪だぜ……」
「……! そ、そこに幼女はいましたか!? だとしたら小生は許しませんぞ! この巨乳フェチが……!」
「一番最後は面倒だから無視しますけど、何ですかその私が悪いみたいな発言は! 嫌だったら、そっちが外道を止めたらいいじゃないですか! そっちが止めたら止めますけど?」
「お、脅しにきやがったぞ……!」
隣の巫女に対して全員で恐怖の視線を向けるが、本人は笑顔だった。
そんな冗談をかましあっているが、それでもちゃんと正純たちの話は聞いていた。
現に
「ハイ、チェックーーーーーーー!!」
「……え」
「うおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
正純のズボンが下される瞬間を男子メンバーは見逃さなかった。
俺は見ようとした瞬間に智の何かによって吹っ飛ばされたが。
吹っ飛ばされている間にシロがハイディに目を潰されているところを目撃した。しかし、あの商人は正気じゃない行動をとった。
痛みに悶えるよりも、この映像をリークすることによって金を得る事を選んだのである。
恐ろしいくらいの金への執着……!
そんなツッコミを入れようとして、そして地面に激突。
する寸前に、まずは右足から地面に下す。そのまま踵まで地面に着けるが、このままでは衝撃のせいで、また後ろに転ぶ。
なので、そのまま左足も後ろに置いて、数歩下がる。そのまま慣性が無くなるところまで歩いて、ようやく止まったところで俺を吹っ飛ばしたのが矢だった事に気付く。
「おい智! 俺はトーリみたいにボケ術式持ってないから、ボケてもダメージは受けるんだぞ! ───躊躇いがねぇ巨乳巫女だぜ!!」
股間に二連打が入った。
「あぱぁ……!」
死ぬ。
これは死ぬ。間違いなく死ぬ。死なない方がおかしい。痛みを超越して、もう何故か下半身どころか体全体が痛く感じてしまう始末。股間にはもしかして体全体に繋がる神経でもあったのだろうか?
とりあえずこれは痛すぎる。
周りの男性陣はもう怖いものを見るどころか、地獄を見るような瞳でこっちを見て、そして逸らした。
せめて手を貸せよ! と思うが、そんな事を言える痛みではない。
またもや、女の子座りで痛みを耐えていたら、智が目の前に来て微笑んでいた。
「ふふ、シュウ君───私はそんなカラダネタを言う子にはお仕置きをしちゃうんですよ」
「お、お、お、おっかねぇ……!」
「おっかない? とんでもないです───何も悪い事を言わなかったら何もしませんよ?」
「J、Jud.……」
いい子ですねーと呟きながら、智
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