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生きものの世話をして
第二章
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「そういうのは無理よ」
「そうなのね」
「ペットショップは色々黒いお話あるし」
「命に関わる」
「そっちもね、無理よ」
 こう言うのだった。
「絶対に」
「じゃあどういうのがいいかしらね」
「ちょっと考えるわ」
 姉に真剣に答えた、そうしてアルバイトも続けていたがその中で猫達にお風呂も入れてあげてシャンプーも使っていたが。
 そこでだ、あることに気付いてだった。
 就職先を決めた、それはどいったところかというと。
「へえ、ペットの食べものやおもちゃをか」
「それにシャンプーとかを売る会社に就職するの」
「ええ、そうするわ」
 家で両親に話した。
「生きもの好きだしそれに関わるお仕事出来たらね」
「いいか」
「そう思ったのね」
「生きもの好きで猫カフェでアルバイトしていて」
 そうしてというのだ。
「猫達にシャンプーあてていてね」
「思ったんだな」
「そちらのお仕事に就きたいって」
「お姉ちゃんにもちらっと言われて」
 そこに一緒にいる姉も見て話した。
「その時に動物園やペットショップは無理って言ったけれど」
「それでもなのね」
「生きものに関われるお仕事はそういうのばかりじゃないってね」
 姉にも応えて話した。
「気付いたしね」
「それでなのね」
「ええ、そうしたものを作って売る会社もあるでしょ」
「あるわ、生きものがいればね」
 そうであるならとだ、姉は妹に答えた。
「食べものやおもちゃもね」
「必要よね」
「シャンプーとかもね」
「だからね」
「そうしたものを扱う」
「そうしたお仕事にね」
 是非にというのだ。
「就きたいと思ったの」
「それじゃあ」
「ええ、そうした会社の古都調べて面接も受けて」
 そうしてとだ、姉に強い声で話した。
「就職するわ」
「じゃあ頑張ってね」
「よし、これで就職出来たらな」
「いいわね」
 姉だけでなく両親も言った、そしてだった。
 泉はペットの食品やおもちゃを扱う会社を調べこれといった会社の面接を受けていった。就職はあっさりと決まり。
 大学を卒業してからペットの食品やおもちゃ等を扱う会社の営業を務める様になった、いつも生き生きとしている彼女を見て取引先の人が尋ねた。
「大石さんいつも元気だね」
「このお仕事好きですから」
「だから元気なんだ」
「生きものが好きで」
 それでとだ、泉は笑顔で答えた。
「それで、です」
「その生きものの食べものとかを扱っているから」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「楽しくて嬉しくて。いいお仕事に就けたと思って」
「元気なんだね」
「ですからこれからも」
「そうしたものを売って」
「頑張ります」
 こう言って仕事を頑張った、そして時々アルバイト先だっ
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