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ドリトル先生と不思議な自衛官
第一幕その九

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「数は必要にしても」
「それでもだね」
「昔より規模は小さくていい」
「それよりも質」
「それが問題だね」
「そうだよ、だからね」 
 それでというのです。
「徴兵制は有り得ないよ」
「日本はね」
「それでおおむね他の国でもよね」
「そうなってるよね」
「実のところは」
「むしろ北朝鮮がおかしいから」 
 この国の軍隊がというのです。
「そもそもね」
「そうだよね」
「あの国は本当におかしいね」
「何もかもがおかしくて」
「軍隊だってね」
「その北朝鮮と対峙しているから」
 だからだというのです。
「韓国も徴兵制だけれどね」
「あそこもそうだよね」
「徴兵制の国って今もあるけれど」
「韓国もそうなんだよね」
「うん、ああした国と対峙しているとどうしてもある程度の数が必要だから」
 それでというのです。
「規模もね」
「大きいよね」
「そうならざるを得ないね」
「そうだね」
「あの国は」
「うん、ただあの国の徴兵制は色々言われてるね」
 そうだというのです。
「何かとね」
「何か上流階級の人は普通に入隊してないとか」
「先輩のいじめが酷いとか」
「環境が悪いとか」
「そんなことよく聞くね」
「だから問題視されているよ」
 韓国でもというのです。
「どうしたものかってね」
「成程ね」
「色々あるんだね」
「韓国でも」
「そうだよ」 
 こうしたお話をしながら登校してです。
 先生は大学の構内に入りました、そしてまずはご自身の研究室で学問に入りますが欠かせないものはしっかりとしました。
 皆にミルクティーを貰いました、それを飲むのでした。
「うん、やっぱり僕はね」
「紅茶だね」
「紅茶がないとね」
「先生はしっくりいかないね」
「どうしても」
「そうだよ、本当にね」
 笑顔で言う先生でした。
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