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ドリトル先生と不思議な自衛官
第一幕その二

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「カレーライスと海軍の関係はね」
「日本では深いね」
「今はそのことを知らない人も多いかも知れないけれど」
 それでもというのです。
「それでもね」
「そうした歴史があるんだね」
「カレーライスにはね」
「面白いよね」
「そうだね、そのことも知って」
 そうしてと言う先生でした。
「カレーライスを食べていこう」
「食べものはその歴史も知るとね」
「尚更美味しいね」
「そうだよね」
 王子も笑顔で頷きました。
「カレーライスにしてもね」
「そうだね、そういえばイギリスでもね」
「カレーをよく食べるね」
「何かっていうと」
「カレー味だね」
「カレーライスじゃないにしても」 
 それでもというのです。
「カレーが多いね」
「今はそうだね」
「よくです」
 トミーも言ってきました。
「イギリスはお料理を言われる国ですが」
「本当にそうだね」
「よくない意味で」
「けれどカレーだと」
 この味付けならというのです。
「かなり独特の味付けで」
「普通に食べられますからね」
「だからね」
「インドから入ったこともあって」
「カレーが多いよ」
「そうですね」
「それでもね」
 先生は笑って言いました。
「日本人はまたカレーが好き過ぎるかな」
「カレーライスといってもね」
「色々あるのよね」
 チープサイドの家族が言いました、皆はいつも通り先生と一緒にいます。
「今私達が食べているビーフカレー以外にも」
「沢山の種類があるね」
「チキンカレーにポークカレー」
 ジップはその種類を挙げていきました。
「シーフードカレーもあるしね」
「スープカレーもあるね」
 食いしん坊のダブダブはこのカレーを挙げました。
「北海道からだったね」
「カツカレーなんてのもあるわ」
 ガブガブはこのカレーをお話に出しました。
「あのカレーは日本独自なのよね」
「カレー丼なんてね」
 チーチーは唸る様に言いました。
「和風にしたのもあるしね」
「和風ならカレーうどんね」
 ポリネシアが言ってきました。
「何といっても」
「カレーパンもあって」
 トートーはこちらを出しました。
「そうしたアレンジもしてるしね」
「カレーラーメンもあるね」
 ホワイティはこのお料理を思い出しました。
「日本人の好きなお料理二つが合わさったものだね」
「兎に角カレーが多いね」
「全くだよ」
 オシツオサレツは二つの頭で唸る様にして言いました。
「日本のお料理には」
「凄いバリエーションだよ」
「何しろカレー専門店まであるから」
 老馬は言いました。
「日本人がどれだけカレー好きかということだよ」
「そう、本当にね」
 先生は皆にもお話しました。
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