第一幕その二
[8]前話 [2]次話
「カレーライスと海軍の関係はね」
「日本では深いね」
「今はそのことを知らない人も多いかも知れないけれど」
それでもというのです。
「それでもね」
「そうした歴史があるんだね」
「カレーライスにはね」
「面白いよね」
「そうだね、そのことも知って」
そうしてと言う先生でした。
「カレーライスを食べていこう」
「食べものはその歴史も知るとね」
「尚更美味しいね」
「そうだよね」
王子も笑顔で頷きました。
「カレーライスにしてもね」
「そうだね、そういえばイギリスでもね」
「カレーをよく食べるね」
「何かっていうと」
「カレー味だね」
「カレーライスじゃないにしても」
それでもというのです。
「カレーが多いね」
「今はそうだね」
「よくです」
トミーも言ってきました。
「イギリスはお料理を言われる国ですが」
「本当にそうだね」
「よくない意味で」
「けれどカレーだと」
この味付けならというのです。
「かなり独特の味付けで」
「普通に食べられますからね」
「だからね」
「インドから入ったこともあって」
「カレーが多いよ」
「そうですね」
「それでもね」
先生は笑って言いました。
「日本人はまたカレーが好き過ぎるかな」
「カレーライスといってもね」
「色々あるのよね」
チープサイドの家族が言いました、皆はいつも通り先生と一緒にいます。
「今私達が食べているビーフカレー以外にも」
「沢山の種類があるね」
「チキンカレーにポークカレー」
ジップはその種類を挙げていきました。
「シーフードカレーもあるしね」
「スープカレーもあるね」
食いしん坊のダブダブはこのカレーを挙げました。
「北海道からだったね」
「カツカレーなんてのもあるわ」
ガブガブはこのカレーをお話に出しました。
「あのカレーは日本独自なのよね」
「カレー丼なんてね」
チーチーは唸る様に言いました。
「和風にしたのもあるしね」
「和風ならカレーうどんね」
ポリネシアが言ってきました。
「何といっても」
「カレーパンもあって」
トートーはこちらを出しました。
「そうしたアレンジもしてるしね」
「カレーラーメンもあるね」
ホワイティはこのお料理を思い出しました。
「日本人の好きなお料理二つが合わさったものだね」
「兎に角カレーが多いね」
「全くだよ」
オシツオサレツは二つの頭で唸る様にして言いました。
「日本のお料理には」
「凄いバリエーションだよ」
「何しろカレー専門店まであるから」
老馬は言いました。
「日本人がどれだけカレー好きかということだよ」
「そう、本当にね」
先生は皆にもお話しました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ