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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
129話 絶品バーガーを食べに行こう!まさかの出会いに遭遇します!?
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し合いにも使われると言ってたのですが、それだけでこんな場所に態々お店を開くものなのでしょうか?
だって話し合いが目的の店なら食事に力を入れる必要はないじゃないですか、でもメリアさんの作る料理は食べた人に美味しいと思ってほしいという心を感じました。
だからこそ私は気になります。
『ソウネ、私ハ美食屋ノ人達ニモ美味シイ食事ヲシテホシイト思ッタカラコウイッタ場所ニオ店ヲ開イタノ』
「美食屋の人たちに?」
『エエソウヨ。美食屋ッテ意外ト下ニ見ラレル職業ナノヨ、華ノアル料理人ト違ッテ肉体労働ガメインダシ中ニハ美食屋ナンテイナクテモ料理人サエイレバイイト言ウ人モイルノ」
「酷いですね……美食屋の人たちがいるから食材が運ばれて料理人が調理できるのに……」
『私モソウ思ウワ』
メリアさんの話を聞いて私は何だか悲しくなってしまいます。美食屋の人たちがいるから食材が届けられるのにそれを軽視するなんて間違っていますよ。
そもそもどんな仕事にも意味があるんです、職業で人を差別するなんて最低です。
そういう事を簡単に言う人達は人の苦労も知らないで口だけが達者のろくでなしに違いありません。何度も危険な思いをして食材をゲットしてきた私達からすれば到底許せませんね。
『私ハ美食屋ノ人達ニ感謝ノ気持チモ込メテ店ヲ危険地帯ニ開イタノ。何処デモ美味シイ食事ヲ楽シンデホシイカラ』
「メリアさんは素晴らしい人ですわ、利益よりも人の為にお店を開けるなんて……尊敬しますわ」
朱乃先輩の言葉に全員が頷きました。食材に感謝するのも当然ですが誰かに感謝する気持ちも忘れないでおきたいですね。
その後は他のメニューも色々注文して食事を楽しみました。アザゼル先生はお酒ばかり飲んでいたので部長に怒られていましたが。
「そういえばイッセー、どうしてこのタイミングで私達を誘ったの?体育祭も近いからそれが終わった後に打ち上げで来てもよかったのに」
「ん?ああ、そうだな……確かにそのタイミングで誘っても良かったんだが皆と少し話もしたかったからな」
「話ですか?」
リアス部長の質問にイッセー先輩は話がしたかったと答え、私は首を傾げました。
「俺達はGODを目指してグルメ界に入るための修行をしてきたが、少しだけペースを落とそうと思うんだ」
「ええっ!?」
「あっ、勘違いしないでくれ。GODのゲットを諦めたわけじゃない、ただ修行を焦ってやるのも違うんじゃないかって思ったんだよ」
驚く私達にイッセー先輩が慌てて訂正をしました。
「前のグルメピラミッドの旅、あの旅で俺達はゼブラ兄に随分と助けられた。アーシアと小猫ちゃんに至っては命の恩人だ。悔しいけどゼブラ兄がい
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