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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
(!閲覧注意!)お礼にあたしは、彼女(かれ)を知る
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葵殿の今後の参考にもなる。いいことづくめじゃないか。」
「……。」

そう…なるかもしれない。

何を言うことも無く部屋のドアを閉め、あたしはソファに腰掛ける。

「ははっ、好きだねぇ。」

北斎さんはそういうも、視線は舞さんから離さず、

「じゃ、お前さんが派手にイキ散らかすトコ、ぜぇんぶ見ててもらえ?式部殿みたいにナ。」
「はっ、はーっ?はーっ?わう?わんわん?」
「ほうらまた大きくしやがった?」


踏まれながらも、それはまたむくむくと大きくなっている。
舞さんは全力で媚び、もっといじめて貰えるように懇願する。

そうして、この図書館の夜はまだもうちょっとだけ続く。
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