暁 〜小説投稿サイト〜
焼き鳥ハイスクールD×D 〜 ちょいワルホスト系に転生した男 〜
妹が産まれるようです。
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こんにちわ、ライザー・フェニックスだ。六歳になったぜ!

あの呂布を眷属にした後、俺は父上に初めての眷属となった呂布のことについて話にいった。確かに呂布の正体がばれたらまずいけど、父上にとっては彼女は自分がいない間に急に現れた正体不明の少女にすぎないからな。

父上は俺の話を聞いて、流石に驚いたが、初代様の意思ということで魔王様に報告はしないでくれるそうだ。感謝感謝。

ただ、父上に「正体を隠すなら呂布という名は目立ちすぎないか?」というご指摘をうけて、彼女に改名するようにいってきた。

それは盲点だったな。確かに呂布奉先という名前は、ちょっと人間に詳しければすぐにわかるほど有名だから、少なくとも注目は集めてしまうだろう。

それで俺が呂布の名前をつけることとなったのだが、これには悩んだ。なにせ俺は前世あわせてなにかに名前をつけたことなどないのだから。そんな俺が他人の、しかも自分の眷属で、女の子(ここ重要!)の名前をつけることになったのだから、変な名前をつけるわけにはいかないからな。

そして悩みに悩んだ結果、彼女の名前は『(れん)』となった。

名前の由来は俺たち兄弟の姉貴分であるレーレンの名前から一部とってみた。それに漢字を当てて(れん)となったんだけど……自分で考えたはずなのになぜか思考を誘導された気がするのはなんでだろうな?まあ別にいいけど。恋も気に入ってくれていたみたいだし。

それから約一年。俺の訓練に恋が加わったのだが……呂布のスペックまじ半端ない。俺のほうが訓練を積んでいるはずなのに、明らかに体術だけなら俺より上なんですけど。まじ自信なくすわ…。

まあ、魔力なら俺のほうが上だけどなぁ。俺はそっち優先で鍛えたほうがいいのかもしれない。…追い抜かれないように頑張ろう。

まあ、そんな俺の特訓事情はまたの話にしよう。今回俺は、父上と兄二人。この三人と一緒にとある場所に来ている。

その場所とは、冥界の首都にあるとある大病院。

なぜ俺たちがこんな所にいるのかというと、今日妊娠した母親の体調が急変し、この病院に運び込まれたからだ。



















病院の手術室前。その部屋の前に四人分の人影があった。

その中の一人、我が父君、『ラウル・フェニックス』は、いつもの落ち着いた雰囲気はどこへやら、手術室の前の廊下をいったりきたりしながら、そわそわしていた。そんな父上を、長兄であるルヴァル兄上がいさめる。

「父上、少し落ち着いてください。みっともない」
「まぁまぁ、兄上。こればかりはしょうがないって」

そういってルヴァル兄上を宥めているのは、『ローウェル・フェニックス』。

自分の知らないことはどんな手を使っても
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