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色々と間違ってる異世界サムライ
第12話:嫉妬の影
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をしてまだ某を信じてくれるとはな……それで、ここへ来たのはロアーヌ殿1人ですかな?」
確かに、言われてみればマリアンヌ様とかがいらっしゃらない。これはどう言う事だろう?
「今回は屋敷に置いてきた。君達に会いたいとずいぶんとだだをこねられたがね」
マリアンヌ様は現在、花嫁修業の真っ最中だそうだ。
「ところで、オークションと言うものは知っているかね?」
「おーくしょん?」
「明日の夜に開催するそうだから行ってみるといい。面白い物が手に入るかもしれないぞ」
「面白い物?」
ロアーヌ様は席を立つ。
「それは行ってみれば分かることだ。では失礼」
静かに玄関のドアが閉まった。

って、あれ?
「ねぇ、ツキツバさん」
「どうなさった?ノノ殿」
「あの話は訊かなくて良いの?」
僕がそう言うと、ツキツバさんは優しく僕の頭を撫でた。
「気にする必要はございません。それが本当に某の事が嫌いであれば、いずれ必ず対峙する日が来ましょう。その時に理由を当人に訊ねれば良いのです」
改めてツキツバさんは変だし豪快だなぁ……
流石はレベル300。
普通なら、それほどの怖い相手に狙われていると聴けば、怖くて怯えて慌てる筈なんだけど。
色々な意味で強いなぁ……
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