【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第9章】バルギオラ事変の年のあれこれ。
【第4節】キャラ設定9: ルーテシア・アルピーノ。
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せんが、土地の「貸借契約」の類は可能であり、彼女はこれによって、この島を丸ごと「事実上の私有地」として全く自由に使える身分となりました。
(これ以降は、島の名前も公式に「アルピーノ島」となり、ルーテシアは弱冠20歳にして、ほとんど「島の領主」のような立場となります。)】
その後は、首都ベルーラの定住人口も順調に増え続け、ミッドや本局との間にも次元航行船の定期便(1日に2便ぐらい?)が開通し、定住者以外にも多くの局員たちが入れ替わり立ち替わり、「個人的なレジャー」や「組織的な合同訓練」のためにその都市を訪れるようになりました。
【要は、『局員が増えすぎて、さしもの〈本局〉も少し手狭になって来た』ということでもある訳ですが……その問題は、間接的にではありますが、後に「第一支局の創設」という計画にもつながって行きます。】
そんな訳で、86年4月以降、ルーテシア(21歳)の「表向きの職業」は、「本局直轄・カルナージ地上本部」の「ベルーラ都市計画局」に所属する「ゼネラル・コーディネーター」です。
【と言っても、こちらは、単に「所属」しているだけで、実際には「毎日、ベルーラまで出勤」している訳ではなく、何かの時に頼りにされる「特別顧問」とか、「相談役」のような立場であり、後述のとおり、「もう一つの職業(本業)」と兼務している状態です。】
3)続けて、ルーテシアとファビアの「本業」についてですが……この作品では以下のような設定を採用することにします。
新暦79年のIMCS第27回大会には、ルーテシア・アルピーノ(14歳)もファビア・クロゼルグ(13歳)も各々「無所属」で出場しましたが、二人とも、それ以降はもうIMCSなどの競技会には一度も出場しませんでした。
元々、ルーテシアは単に「腕試し」がしてみたかっただけですし、ファビアも当時はまだ「天涯孤独の身」となったばかりで、実は、(クロゼルグの11歳当時の記憶に引きずられた部分を抜きにした「ファビア自身の気持ち」として言えば)ただ単に『クラウスやオリヴィエの記憶を持った人たちとも(二人とも自分より年下のようなので、できれば「上から目線」で!)お話をしてみたい』と思って参加をしただけだったからです。
その後、同79年の9月に、ファビアは「丸一年間の保護観察処分」を言い渡されました。
(結果としては、これは後に、半年間に減刑されます。)
そして、11月には、彼女は(ルーテシアの保護観察処分の終了と同時に)正式にメガーヌの養女となり、戸籍上の本名も「ファビア・クロゼルグ・アルピーノ」に改めた上で、ルーテシアと同じ「嘱託魔導師」となって、カルナージに転居しました。
以来、ルーテシアはファビアからは「ルー姉」と呼び慕われています。
【コミ
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