【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第9章】バルギオラ事変の年のあれこれ。
【第4節】キャラ設定9: ルーテシア・アルピーノ。
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決して見つかるはずがないモノを探し続けていた』という訳です。
(言うまでもないことですが、ジェイル・スカリエッティはただ単に犯罪者であるというだけではなく、人格的にも相当に問題のある人物です。)
また、三名の男性陸士とメガーヌは、67年以来、ずっと昏睡状態に陥っていた訳ですが、75年の〈ゆりかご事件〉の直後に、スカリエッティのアジトから無事に保護されました。
しかし、その時点ですぐに覚醒したのはメガーヌだけで、しかも、それは「全くの偶然」によるものでした。残る三名の陸士らは、本局技術部の尽力にもかかわらず、さらに昏睡を続けます。
結局のところ、彼等はそれから何年も経って、昏睡したのとは逆の順に(それぞれ、79年の11月と82年の4月と85年の8月に)目を覚ますと、メガーヌと同様に、一連の事情聴取を受けてから(リンカーコアが損壊して魔法が使えなくなっていたために)管理局を正式に退役しました。
「プロローグ 第7章」でも述べたとおり、最後に目を覚ましたのが、最初に昏睡させられたバムスタール・ノグリザ元陸曹(昏睡当時、25歳)です。
(なお、他の二人は元々、メガーヌの直属の部下でしたが、彼だけは本来、クイントの直属の部下でした。)
2)次に、ルーテシアが住んでいる「世界」についてですが……。
StrikerSのTVアニメの最終回では「第34無人世界マウクラン」ということになっていましたが、Vividのコミックスでは、いきなり「無人世界カルナージ」になっており、この点に関して、Wikipediaの「魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物」の脚注47には現時点(2024年1月初頭の時点)で、『転居したのか、世界の名称が変わったのかは不明』などと書かれています。
しかし、「リリカルなのはStrikerS サウンドステージ04」によれば、そもそも、〈JS事件〉に関与したことによる彼女への処罰は、「魔力の厳重リミッター処置と辺境世界隔離」だったはずであり、これは本来、「流刑」と言うよりは、むしろ「極めて厳重な保護監察処分」とでも言うべきものです。
【この先、レリックの影響が『どれぐらい現れるのか? あるいは、現れないのか?』がまだよく解っていない状況では、管理局としても、「隔離」それ自体は「やむを得ない処分」でした。
さらに言えば、もしも魔力のリミッターが外れたら、彼女は「白天王」を召喚することができてしまうので、最悪の事態を考慮すれば、『万が一、それを召喚されたとしても、大した被害は出ないような』辺境の無人世界に隔離しておく必要があったのです。
なお、実を言うと、この時点では、管理局は必ずしも「白天王の正体」を正しく把握した上で、ルーテシアを〈号天〉から遠ざけた訳ではありません。ただ単に、『もう一人の「竜使い」もス
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