【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第9章】バルギオラ事変の年のあれこれ。
【第4節】キャラ設定9: ルーテシア・アルピーノ。
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ようになりました。
【同年の7月に、ブラウロニアたち一行がコリンティアからミッドに帰化した際にも、この二人は〈ヴォルフラム〉に乗り込んでいたため、ブラウロニアは、この二人を自分の「先輩格」として認識し、また、『主君はやてにとっても、この二人は「八神家の〈御家族〉に次ぐほどの重要な存在」なのだろう』と正しく理解することになります。】
また、83年になると、ルーテシアは将来を見越して、管理局の了承の許に「簡易型の次元港を南端部とし、ホテル・アルピーノを北端部とする一帯」の大がかりな土地区画整理を始めました。
ゆくゆくは、この一帯を一個の「街」にするつもりなのです。
さらに、84年の秋には、ルーテシアは万全の準備をした上で、「捜査官試験」と「一般キャリア試験」を続けざまに受け、これに合格。翌85年の春には、(かつてのメガーヌのように)捜査官と准尉の資格を得ました。
【とは言うものの、それらの資格を実際に使うのは、86年に正式に「離島警邏隊」が発足した後の話となります。】
なお、同85年の9月には、「プロローグ 第7章」でも述べたとおり、ルーテシアとファビアはまたキャロたち一行とともに〈管6パルドネア〉のアルザス地方を訪れ、再びヴォルテールに挨拶をして来ました。
その後は、また地元で(ユーノ司書長まで参加して!)大がかりな合同訓練を行ない、そこで「二体のガリュー」や「白天王の正体」や「自分のルーツ」や「一代限りの終身所有権」や「島への移民募集」などについても、皆々にひととおりの説明をしました。
また、同年の末には、退役したバムスタール・ノグリザ元陸曹がカルナージを訪れ、メガーヌともいろいろと話をしました。
(彼は、戸籍の上ではもう43歳ですが、18年間も昏睡していたので、肉体的には今でもほとんど25歳の頃のままです。)
年が明けてから、リハビリが終了すると、バムスタールはそのままカルナージに転居して、正式に「ホテル・アルピーノの従業員」となりましたが、ルーテシアとファビアにとって、これは正に「渡りに舟」でした。これから先、管理局員として忙しくなって来たら、二人にはもうホテルの手伝いなどしている余裕は無くなってしまうからです。
彼が「通常の接客」をこなしてくれれば、それ以外の「下働き」はおおよそ二体のガリューとプチデビルズたちが何とかしてくれることでしょう。
そうして、新暦86年の4月には、いよいよカルナージの首都ベルーラとアルピーノ島で「一般移住者の受け入れ」が始まり、ルーテシアもそれに合わせて、「二つの職務」を兼務する身となりました。
首都では「都市計画局」のゼネラル・コーディネーター。地元では「離島警邏隊」の隊長兼捜査官です。
今はまだ「隊長一名、隊員一名」という「ルーテシア
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