神聖剣〜
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ち?」
「え?」
「ん・・・ま、しょうがないと言うか・・・」
「??」
「・・・人間関係って複雑だね」
「???」
・・・それからしばらくして・・・
「・・・」
新しく解放された75層の主街区《コリニア》は古代ローマ風の作りで・・・その中央には今回のイベントにピッタリな建物・・・コロシアムが存在している。・・・だが・・・
「火噴きコーン十コル!十コル!」
「黒エール冷えてるよ〜!」
・・・あの、すみません。これって単なる試験的な話だったよな。まるで何かのスポーツ球場みたいに賑わってるし、何か商売してるし。
「コウハさーん!」
「へ・・・?・・・し、シリカじゃないか!?」
ずっと前に色々あってフレンドになったビーストテイマーのシリカ。
「キュル!」
「ピナも元気そうだね。・・・で、シリカ。この騒ぎについて何か知ってる?」
「え?これってKoBの方々が開催しているイベント・・・ですよね」
・・・はい?
「それにコウハさんが参加するって噂で聞いて・・・見に来ちゃいました♪」
「・・・誰だ情報漏らしたのは・・・」
「あの・・・会いに来て迷惑でしたか?」
「え?あ、いや。全然迷惑じゃないよ」
「そうですかぁ・・・」
シリカがホッとして笑う。
「じゃ、俺は行くから。まあ、ゆっくりしていってね・・・あ」
俺は少し離れた位置からあるものを買ってくる。
「ほい、観戦用の飲み物と食べ物」
「え!?あ、そ、そんな悪いです!」
「気にしないでよ。久々に会えたんだし」
「・・・お前、亞莎に嫉妬されるぞ」
「おぅわっ!?さ、咲!?」
背後からジト目の咲が現れた。
「えっ、と・・・」
咲は笑顔をシリカに向ける。
「初めまして。わたしはサキ。・・・コウハからあなたの話を聞いたことがあるの」
「は、初めまして!シリカ・・・です」
「ふふ、そんな緊張しなくても・・・」
咲はチラッとこっちを見る。
「(ほれ、先行ってろ。お前が話すと余計なフラグが建つ)」
「(なんだよフラグって・・・)」
一言シリカに行ってコロシアムに入り、用意する。
「さて・・・と」
俺と咲はどうやら前哨戦らしく、一番手のようだ。俺と咲はコロシアムに中央で向かい合う。
「さて・・・お前と戦るのは久々だ
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