第七幕その二
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「やっぱりね」
「中国に起源があっても」
「これ中国の人達も言うしね」
「ラーメンは中国の麺類じゃないって」
「日本のものだって」
「そうだよ、それでそのラーメンのアンケートをね」
それをというのです。
「やっていくけれど」
「さて、どうなるか」
「どういった結果になるか」
「楽しみだよね」
「本当に」
「うん、僕はどのラーメンでも好きだけれど」
先生はというのです。
「果たしてどのラーメンが一番人気があるかね」
「どんなイメージかもね」
「そしてラーメンへの最初のイメージも」
「八条学園は世界中から人が来てるし」
「丁度いいね」
「うん、ただね」
ここでこうも言った先生でした。
「八条学園は日本の神戸にあるね」
「それがどうしたの?」
「何か今更だけれど」
「このアンケートに関係あるのかしら」
「ラーメンについて」
「学校の人達の半分が外国の人達で」
そうしてと言う先生でした。
「後の半分が日本の人達で関西にあるから」
「あっ、関西の人達が多いね」
「八条学園って」
「大阪の団地から電車で学校まで来る学生さんも多いし」
「関西のあちこちから来てる人が多いね」
「日本人が半分で」
そしてというのです。
「その中でね」
「関西の人達多いね」
「言われてみれば」
「大阪や兵庫県からもで」
「他の府県からもだね」
「だからラーメンの好みもね」
こちらもというのです。
「関西のものになるよ」
「関西と言っても地域ごとのラーメンがあるけれど」
「やっぱり大きな特徴あるわね」
「関西のラーメンは」
「そう、薄口醤油のラーメンがね」
これがというのです。
「関西のラーメンの主流だね」
「そうだよね」
「鶏ガラスープでね」
「麺は縮れてるね」
「そうなってるね」
「実際学校の食堂でも」
八条学園のというのです。
「大学や高等部を見るとね」
「給食もあるけれど」
「中東部までだしね」
「高等部は申請したら給食食べられて」
「大学は給食自体がないわ」
「それで食堂のラーメンはね」
それを見ると、というのです。
「標準はそちらだね」
「そうそう、薄口醤油の鶏ガラ」
「そちらだよ」
「お塩や豚骨やお味噌もあるけれど」
「メインはそうだね」
「これはやっぱりね」
何と言ってもというのです。
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