暁 〜小説投稿サイト〜
転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十二話 荒野のタッグマッチ 師弟コンビVS熟練ライバル
[8/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んなもん関係ないけどな。

「戦いの最中によそ見とはいい身分だな?」

俺が余りにも悟空達の方を見ていたのでピッコロが痺れを切らして突っ込んできた。

それに合わせて俺もピッコロに突っ込んでいく。

...ったく。今いいところだったのによ。俺は自分で戦うのも好きだが見るのも好きなんだよ!!
そんなことも言ってられないので俺はピッコロに近づき、奴より先に拳を前に突き出した。
先手必勝!俺の拳はピッコロの胴に当たり、ピッコロは口から痰を吐いた。
しかしピッコロは少し口角を上げると、左腕を伸ばして俺の体全体を巻き付けた。

「ふん、流石のお前もこれは読めていなかったみたいだな。」

ピッコロは不敵に笑うと腕をさらに伸ばして後ろに下がり、俺との距離を取った。

そして右手を額に当てると気を溜め始めた。

まずい!俺は必死にもがいたが締め付ける腕は強まるばかりで逃げること、さらには動くことさえできなくなった。瞬間移動を試みようとも、腕が封じられて動かせないし、できたとしてもピッコロごと動いてしまうので意味がない。

「もう手はないようだな。超サイヤ人にもなれないか。」

ピッコロがそういった。俺はこの時点で超サイヤ人になっていなかった。
髪色は元の黒に戻り、気も金色に放っていない。

「一撃で終わらせてやろう。覚悟はいいか?」

ピッコロがそう聞いたとき、悟空と悟飯の戦いも佳境に入っていた。

悟飯の放つ拳は悟空にほぼ全て受け止められ、悟空の放つ拳は大半が悟飯に命中していた。
悟飯の体は結構なダメージを受けており、悟空はほぼ無傷。悟飯の放つ攻撃は時々相手をヒヤッとさせるが、悟空はそれすらもあれでいて冷静に対処していた。

悟空の蹴りが悟飯に当たり、斜め下に悟飯は落ちた。
悟飯は膝をついて息を荒げている。

悟空は一瞬、躊躇ったが、意を決めると腰に両手を当て、気を溜め始めた。

悟空ももちろん本気ではないが、あれに当たれば戦闘不能になるだろう。
そんな中、悟飯はダメージが大きく空に浮かぶ父の姿を眺めているしかできなかった。
半ばあきらめていたとき、悟空の声が響き渡る。

「悟飯?おめぇも戦士なら!最後まで戦って見せろ!おめぇにとって悔いの残らないようにできるのは、悟飯。おめぇ自身だ!」

悟空の叫びに悟飯はゆっくりと立ち上がった。その背中にはもう諦めも甘えも見られなかった。

「悟飯、行くぞ?」

広く広大な荒野の中で、2つの戦いの声が大きく響き渡る。

空「か〜め〜は〜め〜.....波!!」 / ピ「魔閃光!!」

ピッコロが放った魔閃光はワサビに向かって突き進む。そして着弾する瞬間。
ワサビは気を爆発的に解放して超サイヤ人に再びなった。荒れ狂う気のオーラにピッコ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ