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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十二話 荒野のタッグマッチ 師弟コンビVS熟練ライバル
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ないと俺はその隙を狩りに行った。

「....ッ?だぁぁぁぁぁぁ!!!!」

悟空が雄たけびを上げ、気を解放する。その衝撃で周りにいた俺たちは四方に吹き飛ばされた。

先程のものが演技ときずいた瞬間、悟空が一人の俺に突っ込んできて、両腕を掴みぶんぶんと回し始めた。こうなってしまっては逃げることは出来ない。

“俺”はもう一人の"俺"の所まで投げ飛ばされた。そして悟空が叫ぶ。

「かめはめ...波ぁぁぁぁーーーっっっ!!!!」

悟空が放ったかめはめ波で俺の分身が一気に2人も消えてしまった。

それだけでは終わりはしない。悟空は瞬間移動をしてまた一人の俺に近づいて殴り飛ばし、そいつも〆の気功波で倒されてしまった。

「ほら言っただろ?形勢逆転しちまったな。」

「確かに...ハァ...そうだな。」

ちらと横に目を向けると悟飯も動くことができていない。
俺も四身の拳2つ目のデメリット、分身をすべて壊されると気も4分の1になるというものをくらってしまった。超サイヤ人を維持する気力もない。

その時、悟飯と目が合った。悟飯は俺を一瞬見て、再びピッコロの方へと向き直った。

「僕が...僕がやらなきゃ....!!」

悟飯が立ち上がる。ただ一つの目的の為に。

悟飯は地を蹴りピッコロに向かって飛んで行った。

身長・体重でここまで長期まで戦えるのはサイヤ人と言っても凄い。

なんせ大人のオリンピックに子供が出ているようなもんだから。それも基準が惑星破壊レベルの。

でもな、悟飯。もう超サイヤ人も切れているんだ。そして...ピッコロの気もほとんど溜まっている。

ピッコロが冷や汗を流し、叫ぶ。

「覚悟はいいか....?待たせたな。」

悟飯は必死に腕を伸ばすがその腕はピッコロには届かない。

そして、そして、その言葉が発せられる。

別にピッコロが悟飯を殺すつもりじゃないことも分かっている。俺が仙豆を持っていることも事前にみんなに話している。

でもな、悟飯に...

「俺の弟子が立ってんのに俺がへばってるわけにはいかねぇよな?」

これはあくまで組手だ。死闘では無い。それでも全力を尽くしてしまうのが俺たちサイヤ人だ。そしてその結果がこれだ。

馬鹿らしいよな?でも俺はそれに憧れてたんだよ!!

ピッコロが悟飯に指先を向ける。

「魔貫光殺法ーーーーーーーーっっっ!!!!」

その光線は悟飯の足元を狙い突き進む。あらゆる盾を突き破る勢いでその光は前進した。

悟飯の額から大量の汗が流れる。先ほどの勢いのせいでもはや直進以外はする方法がない。

気功波で相殺しようにもそんな気はもう持ち合わせていない。

「ッ...。」

悟飯は目を瞑っ
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