暁 〜小説投稿サイト〜
SAO<風を操る剣士>
第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第四章 クリスマスの夜に…
第28話 温泉で○○!?(2)
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とにかく来てくレ! もしかしたら、キリ坊が死ぬかもしれなイ! 場所は第四十九層の《ミュージェン》という街ダ!』
 ……このメールは、ただ事じゃないな…
 シリカに目を向けると、シリカも俺と同じように感じたらしい。
 俺は目と合わせて、
「シリカ……シリカへの返事は後だ。とりあえず、アルゴの所に行こう。返事は必ずこれが終わったらするから」
「はい、分かってます。……でも、絶対に返事は下さいね!」
「ああ、必ずするよ。……それより、そろそろ服を着てくれないか?」
 さっきのように裸ではないが、シリカの今の格好は下着姿だった。
 正直、冷静になってみると目のやり場に困る。
「へ? あ! ……そ、そんなこと言うなら、シュウさんだってパンツ一枚じゃないですか!」
 シリカは俺に言われて気付いたのか、顔を赤くしながら体を腕で隠すようにする。
 そして、俺に『下着一枚なのは同じです。速く服を着て下さい』と、遠回しに言ってきた。
 …俺も何だかんだで、シリカの言おうとしてる事が分かってきたな。
 それに、確かに俺も下着(パンツ)一枚だけだけど、それでもやっぱり……
「男と女の違いがあるだろ! は、速く服着て行くぞ、シリカ!」
「そ、そうですね……わ、分かりました」

 俺たちはその後温泉から出て、装備をしっかりしてからアルゴのメッセージに書かれていた、第四十九層へ向った。










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