第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第四章 クリスマスの夜に…
第28話 温泉で○○!?(2)
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
とにかく来てくレ! もしかしたら、キリ坊が死ぬかもしれなイ! 場所は第四十九層の《ミュージェン》という街ダ!』
……このメールは、ただ事じゃないな…
シリカに目を向けると、シリカも俺と同じように感じたらしい。
俺は目と合わせて、
「シリカ……シリカへの返事は後だ。とりあえず、アルゴの所に行こう。返事は必ずこれが終わったらするから」
「はい、分かってます。……でも、絶対に返事は下さいね!」
「ああ、必ずするよ。……それより、そろそろ服を着てくれないか?」
さっきのように裸ではないが、シリカの今の格好は下着姿だった。
正直、冷静になってみると目のやり場に困る。
「へ? あ! ……そ、そんなこと言うなら、シュウさんだってパンツ一枚じゃないですか!」
シリカは俺に言われて気付いたのか、顔を赤くしながら体を腕で隠すようにする。
そして、俺に『下着一枚なのは同じです。速く服を着て下さい』と、遠回しに言ってきた。
…俺も何だかんだで、シリカの言おうとしてる事が分かってきたな。
それに、確かに俺も下着一枚だけだけど、それでもやっぱり……
「男と女の違いがあるだろ! は、速く服着て行くぞ、シリカ!」
「そ、そうですね……わ、分かりました」
俺たちはその後温泉から出て、装備をしっかりしてからアルゴのメッセージに書かれていた、第四十九層へ向った。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ