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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
86話 Thousandの堤も崩れ始める
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は右足に集約したエネルギーを、人が1人入れる立方体に変化させ、それをダークキバに向かって空中で蹴る。ダークキバを捕らえたキューブはそのままサウザーの元へ帰っていき………そこで綺麗なフォームの足刀蹴りでキューブを爆散させる。

流石にこの技には俺も驚きを見せる。


「おいおい……あのキューブはヤバいんじゃないか?」
「気付いたか伊口才。あの立方体は私の任意で発生させる空間??その変身解除率は99.9兆%だ。」
「なるほど……じゃあその残り0.1が今起きたわけだ。」
「何!?」


爆炎と共に……王は再び立ち上がる。


「何故だ……なぜ鎧が破れない!」
『このキバの鎧は世界中のどんな核をも凌ぐ……その3倍の威力の爆風を持ってしても傷一つないが……防御無視の一撃にはこの上なく弱い。さっきみたいな攻撃にはな。だが、一度食らった攻撃は2度と通さぬように鎧を強化する。装着者がより強力……かつ魔皇力に耐えうる器ならばな。』


キバットII世が話したことが本当なら、ナムロドと戦った際により強化されたということになる。基礎スペックも日を追うごとに上昇している。戦えば戦うほどその力はどこまでも上がってゆく????ライバルや強敵がいるほどに彼は進化し続けるだろう。

想いはテクノロジーを未知の領域へと導く。

それに溺れる者に負けるわけがないのだ。


「今度はこっちだ???今ここに宣言する……今日から俺が小原家の当主(キング)だ!」
「!?」


【ウェイクアップ 1!】


キバットII世がザンバットのフエッスルを咥え、ザンバットバットを一往復させ、その刀身を血に染める。

サウザーがそれを止めようと踏み出した時にはもう遅かった????サウザーの胸部に血染の十字架が刻印される。


血を拭うようにダークキバはザンバットバットを一往復させる。



「ぐわぁぁぁぁぁ!」



サウザーの装甲は砕け、よく見慣れたボロボロの中年おじさんが出てきた。それを見届けた魁はそのまま変身を解除する。



「俺たち小原家はテクノロジーを進化させ、人類を進歩させる戦闘を走り続けてきた……でも、それは人のためにやることだ。使命だけを受け継ぎ、その想いを受け継がないなんて本末転倒だと思わないか?」
「ぐっ……」
「俺は人々を守る。Aqoursを通して……だからアンタももう黙ってくれ。目的のために手段を選ばないのは俺も同じ……でも、アンタはそこに想いがあるのか?」
「目的か……もうそれも終わる。」
「何!?」


サウザーは狂気の笑顔を見せる。その笑顔には俺も哀れさを感じてしまうほどの。


「君たちの目的も計画もここでお終いさ……まもなく内浦は無に帰る。」
「何言ってんだ
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