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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
83話 バラバラのLOVE
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。
「それは……」
「知能アークが、世界樹のパワーその手にするために設計したガントレット……イーヴィルガントレットとでも名付けましょうか。この左手の6つの窪みが埋まる時、あらゆる時空を超越した至高の力が手に入る……なんと刺激的だ!」
「この際名前なんてどうでもいい。そのガントレットが完成することはない????俺がお前を倒すからだ。」
マルドゥクが嘲笑の声が刀を抜く合図となった。
先制攻撃はマルドゥク。手持ちのデウスラッシャーを目にも止まらぬ軌道で振り下ろす。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね???と、ここでデウスラッシャーの刃先が突如として右側に躱した俺に向かって地面からやってくる。
計算され尽くした攻撃………これは間違いなくアークが導いた結論だ。
しかし俺はその刃先を左の脛で受け止める。無論ムテキ故に、ダメージはない。
次はデウスランパートから解放された邪金色の触手が振り回される。その一つ一つに鋭利な刃物が装着されていて、当たれば耐え難い苦痛に襲われる毒を注入される???内部分析がそう教えてくれる。それも俺には無意味だが、他の奴らはそうではない。逃げ惑う人々に当たれば大問題だ。故にキースラッシャーによって光速でそれらを斬る。
「どうした……私を倒すのではないのか?」
「けっ、この期に及んで……いいだろう。お前をリプログラミングする……!」
「……?」
【ズキュ・キュ・キューン!】
【マキシマムガシャット!キメワザ!】
【MAXIMUM MIGHTY CRITICAL FINISH!】
キースラッシャーの銃口から、リプログラミング光線が放たれる。これに当たれば誰であれ、初期化及び再構築……つまり能力の無効化や改造、変身資格の剥奪など、否応なしに勝敗を決してしまう切り札。
しかし?????デウスランパートがそれを許さなかった。
「何……?」
「これが宝盾 デウスランパートの力……あらゆる遠距離攻撃を受け止める神の宝具。そしてこれが???」
「!!」
マルドゥクはバグルドライバーXのABボタンを同時押しし、必殺技を放とうと、Aボタンを選択する。
【キメワザ!】
【CRITICAL MOLOCH!】
赤黒い斬撃が放たれる???俺は反射的にそれを躱すことができた。
「かかったな…?」
「!!」
デウスラッシャーによって放たれた斬撃はなんと地を割った………比喩ではない、本当に地面を割ったのだ。斬撃は通るもの全てを切り捨て、やがて神社の本殿をバスっと切り裂く。それにとどまらず、放たれていた火を裂いてさらには裏山そのものを一刀両断してしまう。
「マジかよ…あんな威力俺以外が出せるとはな???」
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