第168話
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ワジの口から語られた驚愕の事実に”ロイド”は表情を引き攣らせて声を出し、ロイドは慌てた様子で声を上げ、周囲の人物達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「あ〜……並行世界のリィンがハーレムを築いている話を聞いた時からもしかしてと思っていたが、やっぱりこの攻略王もハーレムを築いていやがったか。」
「そうなると。そちらの10年後から来たという未来のキーアがロイドさんのファミリーネームである”バニングス”を名乗っているのも、”養子だからではなく、ロイドさんの奥さんの一人だからという疑惑”も浮かんできましたね。」
「それを考えると、”私達の世界の方のキーアちゃんも将来は並行世界のキーアちゃんのようになる”かもしれないという心配も出て来たわね。」
我に返った”ランディ”は疲れた表情で呟いた後悔しそうな表情を浮かべてロイドを睨み、ティオはロイドを、”エリィ”は”ロイド”をそれぞれジト目で見つめて呟いた。
「だから違うって言っているだろう!?未来のキーア自身も養子だって認めたんだぞ!?」
「ううっ、何で俺まで疑われる事に………」
「アハハ……だって、”ロイド”だもん。」
「いいなー。キーアも10年経ったらそっちのキーアみたいに、背がいっぱい伸びて胸もセシルやリーシャ、エリィやユウナみたいにおっきくなれるのかな〜?」
ロイドは必死の様子で反論し、”ロイド”は疲れた表情で肩を落とし、苦笑しているキーアを”キーア”は羨望の眼差しで見つめた。
「アハハハハハハッ!で?そっちの世界のロイドと既に恋仲状態になっている女性達は何人で、誰がそうなんだい?」
「実際に恋仲状態になっている女性は3人で、一人は”そっちの僕”も目にしたイシュメルガとの決戦時にロイドが呼び出した天使で、残りの二人は――――――」
一方”ワジ”は腹を抱えて大声で笑った後口元をニヤニヤさせてワジに訊ね、訊ねられたワジが口元に笑みを浮かべて答えかけたその時
「それ以上余計な事を言わないでくれるかしら、ワ・ジ・君?」
エリィが膨大な威圧を纏って微笑みながらワジに制止の言葉をかけた。
「エリィさん、それだと自白しているようなものですよ。」
「うっ………」
「ううっ、並行世界の話とはいえ、”私”自身の事だから色々と気まずいわね……」
しかし静かな表情で呟いたティオの突っ込みに唸り声を上げたエリィは図星を突かれたかのような表情を浮かべ、”エリィ”は疲れた表情で呟き
「フフ、まあ予想通りだね。で?後一人は誰で、告白をして返事がまだな女性達は誰なんだい?」
「後一人はリ―――」
「「いい加減にしろ、ワジ!!」」
口元に笑みを浮かべて呟いた”ワジ”に訊ねられたワジが答えかけた
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