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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第124話 ガツガツカレーを完成させろ!祐斗VSウォータイガー!!中編
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「やったやった!上手くいったわ!」
「お見事なノッキングだな、親父さん譲りか」
「私だってやるもんでしょ?」


 喜ぶサフラさんにイッセー君がねぎらいの声をかける。


「ああっ!?あそこにいるのって『コンソメナトロス』!?アレもカレーに合う食材じゃない!」


 サフラさんは近くに隠れていた猛獣を見て大きな声を上げる、そして逃げ出したコンソメナトロスをバブーに乗って追いかけ始めた。


「イッセー、私達は手伝ってあげなくていいの?」
「カレーを完成させたいって思いはこの中じゃサフラが一番だろうからな、出来るだけ彼女に任せよう」
「そうね、サフラさんもそれを望んでいるものね」


 部長は自分達が何もしなくていいのかとイッセー君に尋ねるがサフラさんの意思を尊重してできるだけ手は出さないようにすると話す。


 確かにガツガツカレーを完成させたいって気持ちは一番強いだろうしその方が良いね。


「この〜!待ちなさい!」


 サフラさんはコンソメナトロスを追いかけてすり鉢状に穴の開いた地形に追い詰めた。サフラさんはバブーから飛びおりてコンソメナトロスを捕まえようとしたがジャンプで逃げられてしまった。


「わわっ!?」


 危うく穴の中に落ちそうになるけどイッセー君が彼女を助けた。


「大丈夫か?」
「ありがとう、イッセー」


 サフラさんは顔を赤らめながらイッセー君にお礼を言う。薄々思っていたけどサフラさんってもしかしてイッセー君の事……いや、これは口にしない方が良いね。


「逃げ足の速いやつね、だったらこれの出番よ」

 
 サフラさんがそういってなにかフードのような物を地面に仕掛けた。


「イッセー、アレってなんなの?」
「あれは『トラップフード』だな。食べると眠くなったり体がマヒしたりするんだ」
「へぇ、そんなアイテムもあるのね」
「俺達は直接やっつけて捕獲することが多いが普通の美食屋はああやって獲物を動けなくするのが基本だからな」
「あっ、そう言われれば普通はそうするわよね」


 リアス部長はイッセー君にサフラさんの使ったアイテムについて尋ねていた。僕達は猛獣と戦って捕獲するけど普通の人はそんなことできないからね。


 そんな事を話していると仕掛けを終えたサフラさんが身を隠すように言ってきた、僕達が身を隠すとコンソメナトロスがトラップフードを見つけて駆け寄ってくる。


 走り回ってお腹が空いていたのかコンソメナトロスはトラップフードを食べた。するとフラフラとしながら倒れてしまう。


「よし!」


 サフラさんは慎重に近づいてコンソメナトロスを捕獲した。


「こうしてみると
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