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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第124話 ガツガツカレーを完成させろ!祐斗VSウォータイガー!!中編
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「ところでサフラさん、結構な食材を集めたようだけどこれがガツガツカレーのレシピの食材なの?」
「ううん、そうじゃないわ。私もレシピは分からないからとにかく美味しい食材を集めているんだけどこれだけじゃ駄目ね。やっぱり唯一分かってるウォータイガーは絶対に捕獲したいの」
「まああのカツカレーのカツはウォータイガーじゃないと駄目だろうしな」


 部長がこれらの食材がカレーのレシピなのかと尋ねるとサフラさんは首を横に振った。唯一判明しているウォータイガーを捕獲したいと言う彼女にイッセー君も同意する。


「だがウォータイガーは海を渡る虎だ、この広大な海を当てもなく探したって見つかる可能性は低いぞ。なにか情報はないのか?」
「ふっふ〜ん、私を舐めないでよね。ちゃんと情報は持ってるわ」


 イッセー君の質問にサフラさんは得意げに笑うと古いメモ帳を取り出した。


「これはお父さんの遺品を整理していた時に見つけたモノよ。このページを見て」
「ん?『島うま』という生物について書かれているな」


 サフラさんが見せてくれたメモ帳には島うまという生物について書かれていた。


「島うまは背中に島を背負った巨大な馬で海流に乗って海を渡るのよ、そして1年に一度この時期にこの辺りの海域に来るってことを突き止めたの。お父さんの持っていたメモに乗ってたんだから無関係だとは思えないわ」
「確かに調べてみる価値はありそうだな。十夢!」
「ああ、任せておけ!」


 僕達はその島うまを探すことにした。でもこの辺りは諸島も多いからどれが島うまなのか分からないね。


「どれが島うまか分からないわね、イッセーの鼻じゃ分からないの?」
「嗅いではいるが流石に海中に引っ込まれていてはな……」
「ルフェイさんの魔法じゃ駄目なの?」
「生物をサーチする魔法はありますが流石に海で使っても生き物が多くてどれが島うまなのか把握できませんね」
「じゃあおじさまの発明品などはどうでしょうか?」
「俺はバカンスに行くって聞いてたしこんな事態想定してなかったから何も持ってきてねぇよ」


 リアス部長がイッセー君に匂いで分からないかと聞くが彼は首を横に振った。


 次にイリナさんがルフェイさんに魔法でどうにかできないかと聞くと彼女は海では生物が多すぎで島うまだけをサーチするのは難しいと答える。


 最後に朱乃先輩がアザゼル先生に何か良い発明品はないかと聞いたけど先生は持ってきていないみたいだ。


「イッセー、島うまは綺麗な歌声が好きだってメモに書いてあるわ」
「歌か……アーシア、頼んでいいか?」
「えっ、私ですか?」


 サフラさんの教えてくれた情報にイッセー君はアーシアさんに歌を歌ってほしいと
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