暁 〜小説投稿サイト〜
色々と間違ってる異世界サムライ
第8話:強者の矜持
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
じれったい!
早く!早く!
早くマリアンヌ様は無事だと言ってくれぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

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……で……

部屋の中の人がようやく喋った。
「聞けー!マモノの衆よー!この部屋にいた御大将は某が討ち取ったー!」
中から出て来たのは……ツキツバさんだった!
しかも、ツキツバさんの手には魔族の頭が握られていた……
セツナさん達と戦っていた魔族達は、声を出さず、目を見開き、ただ唖然としている。
「お嬢様!」
ウララさんが部屋に駆け込み、床で寝ていたマリアンヌ様をのぞき込んでいた。
「ご心配無く。眠っているだけです」
ウララさんはツキツバさんに深くお辞儀をする。
「深く感謝いたします。恐らく私だけでは救出は困難だったでしょう。ツキツバ様とセツナ様がいてくれたからこそ、お嬢様を無事に助け出す事ができました」
……良かったぁー。
ロアーヌ様の機嫌を損ねる事態は避けられた様だ。
……ただ……
「ところで……他の連中はどうする?」
そうだった!
あいつらに捕まっていた人達はマリアンヌ様だけじゃなかった!
流石のツキツバさんも、どうする事も出来ずに黙り込んでしまった……
……と言うか……本当にどうしよう?……
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