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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十一話 宇宙からの訪問者 見せろ!!断崖のエネルギー波!!
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てきた。

その若干怒気をはらんだ声に俺は恐縮するとともに、顔を見て驚いた。

「バ...バーダック?」

「何だ、化け物でも見たような顔しやがって。半年ぶりじゃねぇか。積もる話もちっとはあるんじゃねぇか?ああ?」

そういうバーダックの目は全く笑ってはおらず、その顔に俺は恐怖を覚えた。
ここまで恐怖を覚えたのは初めて死闘を繰り広げた時以来であろう。

「あの...バーダック..さん?怒ってらっしゃいます?」

俺は恐る恐る訪ねた。空気はさきほどとは一変し、少しでも話す内容を間違えれば殺されてしまうような緊迫感があった。

「あ?なんだ藪から棒に。怒ってるはずがねぇじゃねぇか。」

いや、完全に怒ってますやん。額に筋入ってるし、気がさっきから段々と上がっちゃってるし、何ならもう金色のオーラが見えるぐらいには超サイヤ人になりそうですし。

「いいから目の前の敵に集中しろ。話はそれが終わってからだ。.......これが終わったらあとで思いっきりテメェをぶん殴ってやるよ。」

あ〜終わったわ。どうしよ。遺書書く暇あるかな?あの世に行ったらブルマにドラゴンボール集めてもらうように言っておこ。

、と言っても俺も少しやりすぎたかもしれねぇな。バーダックのおかげで目が覚めたわ。最悪の未来を恐れすぎて俺らしくないことをしてしまっていた。後で悟飯に謝っておこう。死ぬ前に。

「おじいちゃん?ワサビさん?えーっと、あのコルド大王がなんかすごいイライラしてこちらを見てるんですけど...」

「フン、あんな奴なんか俺一人で十分だ。見た感じ自分の実力に自信があったようだが、それでもフリーザの野郎の方が戦闘力は上だ。ほとんど上でふんぞり返ってるような半端な経験だけで実力差が簡単に覆せるわけがねぇだろ。」

「な...何だと!!急に出てきただけではなく、人を無駄に待たせた挙句、このワシをコケにするとは。決めたぞ。貴様から殺してやろう。」

「時間云々はこの馬鹿に言え。お前の時代は終わったんだ。掛かって来い、ちっとはましな勝負してくれることを願ってやるぜ?」

「その言いよう、貴様...我が息子を殺したサイヤ人だな!ここで息子の恨みを晴らしてくれよう...フン!!」

コルド大王は体に力を籠め、気を上げた。

「てめぇは引っ込んでろ。流石に過剰戦力だ。」

そういわれたので俺はおとなしく下がった。俺とともに悟飯も下がろうとしたのだが、バーダックに引き留められた。

「悟飯、お前は戦うんだぞ?前に出てこい。」

「えっ!!でも僕さっき負けちゃったし...どうせ...今のままじゃ。」

「バカヤロウ。それでもサイヤ人の血を引いてるのか?悔しいとは思わねぇのか?いつまでも守ってもらえると思ってあまったれて
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