暁 〜小説投稿サイト〜
転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十一話 宇宙からの訪問者 見せろ!!断崖のエネルギー波!!
[6/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
そういうとコルド大王は悟飯の目の前まで一瞬で近づいた。
不意を突かれた悟飯は一瞬立ち止まったが、すぐに気を取り戻して思いっきり頬を殴った。
バシッ!!といった音が鳴り、クリーンヒットしたように思えたが、コルド大王は不気味な笑みを浮かべたままその腕を払いのけると、頭を鷲掴みにして悟飯の身体を持ち上げた。
「サイヤ人のガキと言えどガキはガキだったようだな。」
コルド大王は悟飯の頭を強く握り始めた。
あまりの痛みに悟飯は呻き声をあげている。
コルド大王の腕から逃れようと体をじたばたさせるが、がっちりとつかまれているようで悟飯は何もできなかった。身体にある気を全力で開放して思いっきり蹴りを食らわしても、大したダメージにはならず、かえって相手をいらだたせただけだった。
「フン...そんなに死にたいのならすぐに殺してやろう。」
コルド大王は悟飯の頭を握りしめる力をさらに強めた。頭蓋骨が軋むような音が聞こえる。
悟飯はもはや声にならないような声を出していた。
それでも俺は助けることができなかった。単にコルド大王に怯えているわけではない。
あんな奴など一瞬で消し飛ばせる。俺が危惧しているのはそんなことではない。
今のうちからでも少しでも悟飯に戦闘力を上げていてほしかったからだ。
もしこの世界が悟空が病気で亡くなる絶望の世界だった時、未来を担うキーはこいつなのだ。
もちろん俺だってそんな未来は望んでいない。できる限り最善を尽くすつもりだ。
だが俺の策がすべて尽きたとき、頼れるのはこいつに眠る潜在能力だけだ。
人造人間なら俺でもどうにでもなる気がするが、超に入ってしまうとどうしようもない。
ぽっと出の神々どものせいでこの歴史が完全に消されるなど本当に許せない。
だから今のうちに、師匠ができるうちに少しでも力を上げてほしい。
あわよくばこの痛みに怒って超サイヤ人になってほしい。もうすでに悟飯は超サイヤ人になる条件はクリアしている。ただ悟飯は優しすぎるんだ。まだ怒りを思うように解放できるタイプではない。
そんなことを思っているうちに遂にコルド大王も飽きたのか「興覚めだ。」と言って左手に気をため悟飯の腹にかざしてきた。悟飯も睨み反抗の意思を見せるが、コルド大王は気にすることもなく笑っている。
流石にこれ以上は悟飯が殺されてしまう。急な焦りの感情が出てきて俺は額に手を当てコルド大王の目の前にまで瞬間移動をした。
瞬間的に子ルド大王の目の前にまで移動をし、思いっきり腹をぶん殴って吹っ飛ばした。
だが、その衝撃はなぜか他の方向からも加わり、俺の思った以上に相手が吹き飛んだ。
「あ?テメェどうやってあの距離を移動したんだ?」
もう一人、俺とともにアイツを殴ったやつが俺に声を掛け
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ